在学中の就活に失敗すると、卒業後に無職のまま既卒として就活を継続する方、フリーターをしながら就活を継続する方、そして就活は辞めてフリーターをメインに活動する方が出てきます。
フリーターというと、昔ほど魅力的な職業といわれなくなったというか「将来が不安」なので避けたがる方も増えている職業ですが、既卒でフリーターメインになってしまうとマズイのでしょうか。
詳しく解説していきます。
もうとにかくフリーターのままでいたくない人はとりあえず就職エージェントに相談してしまう事をおすすめします。
転職サイトはいろいろありますが、
dodaとマイナビへの登録が基本です。
目次でざっくりチェック
大学卒業後の就活失敗でフリーターを続けるのはやばい?
大学卒業後、就活失敗でフリーターをしながら既卒就活を続けるのは問題ありません。
就活にもスーツ代や交通費等お金がかかるので、必要経費のためにアルバイトをするという方もいれば、一人暮らし実家暮らしの方共に生活費のためにフリーターを継続ということもあります。
フリーター化することは問題ありませんが、ここから問題になるのがフリーターで正社員並みの長時間労働(例えば朝9時から18時までの日勤)を週5日で行い社会保険にも加入してとにかくアルバイトが生活のメインになっていったパターン・・・ちょっと立ち止まって考える必要があります。
生活のために長時間労働をしないといけないという事情もあるかもしれませんが、必ずしもそうではないという方はフリーター生活の長期化は辞めて「既卒者で就活中」という意識を常に持ち「目標は正社員」ということを念頭に置いて迅速に活動しましょう。
親不孝の末路は引きこもり率が高い!?
現代は働き方も多様性があり正社員ではないから安易にダメといえる世の中ではありません。
しかし、親世代の方々は正社員以外の働き方に理解がないタイプ(自分たちの頃は少数派の働き方だったので)も多く、「正社員になって欲しい」と、口に出す出さないに関わらず精神的に負担を感じていることがあります。
親を安心させるために正社員を目指すのも1つの考え方です。
しっかり目標を持って活動しているなら大丈夫ですが、中には就活の失敗を引きずり、引きこもり生活を開始する既卒もいます。引きこもりは年齢を重ねれば重ねるほど自分自身にもストレスが増えるというデメリットがあります。
それでも就職先が見つからない!そんなときは就職支援を利用しよう
最初から引きこもりになりたい方は少数派です。
大半はできれば理想通りの内定が欲しいと考えています。それで一生懸命頑張っても上手くいかない。
そんなときは就職支援を利用しましょう。
既卒向けの就職エージェント
企業の就活支援サービスです。企業が運営していますが一般的に有名どころは利用料が無料になっています。
登録すると担当者が付き、条件や希望や経歴を元に最適な求人を紹介してくれます。
書類選考用の書類添削や面接対策等も行ってくれて、求職者に対し手厚くサポートしてくれます。
また、セミナーやスキルアップ研修等も実施しています。
就職エージェントの魅力は、孤独にならずに就活を頑張れることです。
やりたいこと、向いている企業がわからないという方にもおすすめです。
就職エージェントにもいくつかタイプがあり、既卒向けというところもあります。
第二新卒Neoは、既卒者へのサポートの手厚さと、スピードで支持されています。
最短3日間で内定した方もいるとか。既卒者は相談してみましょう。
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地元就職の強い味方!ハローワーク
ハローワークは求職者の強い味方。
先ほどご紹介した就職エージェントが都市部に集中しているのに対し、ハローワークは都道府県に設置されているので地方在住者でも気軽に利用できます。
ハローワークは特に地方在住の方の「地元就職ができる企業」探しにピッタリ。
地元で働きたい方は、就職エージェント等と併せてハローワークの情報をチェックしてみるのもおすすめです。
現在ではハローワークも、インターネット上で情報を閲覧できるようになっています。
マイペースに就活するなら求人情報サイト
最も気軽にできる就活ツールといえば求人情報サイトです。
求人情報をサイト上で検索して気に入ったものに応募し、企業と直接やり取りして面接日を決めて就活を進めていきます。
有名どころのサイトだと、大手の求人も多く取り扱っているので上昇志向が強い方にも適しています。
こちらもハローワーク同様、指定した地域の求人を調べられるので地方在住で地元就職をしたい方にも適しています。
就活期間を取れない事情あり。本気で「即」正社員になりたいときは?
既卒でも「入社する企業はしっかりと希望に合ったところが良い」から頑張るという方も多いですが、様々な事情から選んでいる場合ではない即正社員になりたいという方もいるかもしれません。
そのようなときにどうすれば良いのか、方法を1つずつご紹介していきます。
紹介予定派遣
派遣会社等で募集している「紹介予定派遣」です。
こちらは契約により一定期間働き、双方特に問題なければそのまま派遣社員から正社員に切り替わる制度です。
紹介予定派遣は最初は派遣会社所属の派遣社員として、外部企業に派遣されます。
派遣期間中も勤務時間が社員と同様なら社会保険、厚生年金等にも加入でき普通にお給料も安定します。
仮に、派遣先が合わなかったときは正社員への切り替えのタイミングで正社員になることを円満に辞退できるところもメリットです。
そんな紹介予定派遣は、事務職系、軽作業系に多い傾向があります。
既卒で女性の方だと、特に魅力的に感じる案件も多い印象です。
大手企業の事務職も紹介予定派遣制度を取っていることがあります。興味がある既卒女性はとりあえず、大手の事務職系派遣会社に相談してみて、活用するのはいかがでしょうか。
最初からいきなり正社員ではありませんが、確実なルートといえばルートです。
正社員登用制度ありの契約社員
契約社員という期間が定められた直接雇用の社員(期間は1年~3年のことが多い)も、期間満了後に正社員登用制度を取っている企業が多いです。
例えば契約期間が3年だったら、毎年1年ごとに契約を更新し、3年経ったら正社員になるという仕組みです。
契約社員も例えば事務職なら女性には魅力が多く感じられる雇用形態ではないでしょうか。
ちなみに、正社員登用制度をとっている企業は多いですが、中には正社員登用制度を基本的に取っていない企業もあるので、それについては必ず求人情報をよく読んで確認したり、企業側に聞いてみたりする必要があります。
旅館や工場の住み込み正社員募集案件をみてみる
少々イレギュラーな方法ですが、旅館や工場で住み込みの正社員募集を行っていることがあります。
工場は何となく寮付きの案件もイメージしやすいかもしれませんが、旅館。旅館(ホテル)は、特に交通の便が良くない観光地だと従業員の確保が大変だったり、従業員になりたいという人がいても通勤が大変だったりという理由から、住み込みで募集をかけることがあります。
温泉旅館だったり、スキーで有名な観光地だったりすると、そういうのが好きな方にとっては天職かもしれません。
案件によっては住むところが豪華ということもあるようです。
売り手市場とはいえ決まらないこともある!思い立ったら即行動が◎
現在の日本は若者が売り手市場だといわれています。
しかし、まだまだ新卒が人気な企業も多いので、既卒になると応募できる企業に制限が出てくることも多々あります。
そして年齢を重ねれば重ねるほど、職歴がないと不利になりやすいです。
現在、既卒で就活をしているならとにかく行動力が大切です。
気になった求人には応募して、面接には何度でも行く覚悟を決めましょう。
人生終わり!死ぬと思っても諦めちゃだめ!
既卒で就活中、そしてそれがあまり上手くいっていないと中には思い詰める方もいます。
しかし、若年層の既卒で思い詰めるのは早すぎです。
日本には大量に仕事があります。まだ、たまたま相性の良い企業に出会えていないだけです。
とにかく入社して働くことが大切。
何歳になってからでも、学び直したり、資格を取得したりすれば転職やキャリアアップも不可能ではありません。
まだまだ、早すぎる段階で諦めてはいけません。
人生逆転もありうる!
起業した有名人や、セレブ等は完成後の姿を人前にさらしているため、第三者からみると最初から恵まれているような感じになりますが、その多くが盛大な挫折を1度や2度、中には3度4度・・・それ以上!経験している方もいます。
例えば某フライドチキンで有名なおじさまは、何度も何度もくびになったりフライドチキンの営業で断られたりしたそうですが、それが今では世界的なお店になり、日本ではクリスマスのシーズン大量に売れるほどの大人気。
それ以外にも様々な方が挫折を経験しています。
就活中に上手くいかないと「もうダメかも」と、苦しむ方が多いですが、まだまだこれからです。
人生逆転だって誰が「ない」といったとしても、そんなことは誰にもわからない。行動次第、努力次第で「可能性は常にある」ことです。
高学歴なら可能性はある!
高学歴ならチャンスは多いです。
高学歴にしか応募できない求人というのも多数あるので、そのような求人も狙える分チャンスは多いといえます。
しっかりと情報収集をするのが大切です。
まとめ!何だかんだ正社員は社会保険や厚生年金や保証が魅力!
今回の記事では、既卒になりフリーターになった後のことに視点を当てて、色々とご紹介しました。
既卒といえども全然ダメではなく、これからのやり方次第でチャンスはたくさんあります。
しかし、モチベーションを維持できずに就活を辞めてしまったり、とりあえず目先のアルバイトで満足してしまうと長い目でみたときに、後から就活がどんどん厳しくなる可能性があります。
また、親世代はまだまだ正社員になるのが一番の安心という考え方で育ってきた世代なので、心配してしまうかもしれません。
全ての条件を加味して安心&安定の状態を求めるなら、一部の特殊な夢がある方を除き基本的に既卒は内定を得て就職するのが良いといえます。
しっかり情報収集や行動を起こしていきましょう!
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