既卒で就活中の方が悩むことといえば、履歴書の書き方ですよね。
新卒といわれる期間に就活を経験した方からすると、急に方向性が変わる既卒の就活、志望動機の書き方の切り替えが難しく感じることも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、既卒の「志望動機」や「自己紹介」の書き方を中心にご紹介していきます。
既卒の履歴書でおすすめの志望動機の書き方は?
正直なところ、履歴書の書き方には100%の正解はありません。
企業によって欲しい人材も見るポイントも様々。100%どの企業からも高評価を獲得する履歴書はおそらく存在しませんが、評価される可能性が高いものを例として挙げていきます。
志望動機の書き方ポイント
既卒の志望動機を書くときの前提として、まずは企業研究を行いましょう。
応募する企業に関連する情報をしっかり収集して、特徴や魅力を認識しましょう。
今はネットも普及しているので情報収集が楽になりました。
そのうえで、履歴書の志望動機の内容はその企業が扱う商品やサービス、その他企業がPRしている社風等。「良い」と、感じたところを魅力に感じたという方向性を前提にしましょう。
志望動機にはさらに自分と関連付けたPRも含めましょう。
「自分の〇〇という経験から、御社の〇〇を魅力に感じる」
「自分の夢は、御社の〇〇という社風を通じて実現できると感じる」等、自分と絡めることで「血の通った」といいますか、より思い入れがある志望動機に感じ取ってもらいやすくなります。
さらに、追加できるなら就職するために現在努力している内容も織り交ぜるとGoodです!
例えば、「就活の傍ら社会人経験を少しでも積もうと販売のアルバイトをしている」
「WordとExcelの勉強に取り組んでいる」
「業界について研究している」等です。
基本的に既卒になる方は、何かしらのタイミングの関係で新卒の就活シーズンに間に合わずに卒業した方か、頑張って就活はしたけど新卒での入社先が決まらなかった方か、当初からあまりやる気がなかった方です。
面接を担当する人事の方々は、既卒者がどの背景から既卒になったのかは表面上ではわかりません。
だからこそ、大切になるのが「熱意」と「意欲」と「下調べ」です。
「就職したい!!」という想いが伝わってくる文面と、「とりあえず形だけ動機を書いてみた」という文面では、正直、幾多の履歴書をみてきた人事にはわかってしまいます・・・。
100%誰が見ても完璧な志望動機なんて存在しないので、とりあえず多少粗削りでも想いも絡められると良いです。
志望動機は職種や応募する企業に絡めて書こう
・自分自身の経験や目標と応募する企業の特徴や個性を絡める
・就職したい熱意を文面に混ぜる
既卒の履歴書の注意ポイント!
既卒が履歴書を書くときに気を付けたい注意ポイントについて、以下で1つずつ解説していきます。
既卒の履歴書は大学指定の履歴書はNG
既卒は大学指定の履歴書を使用するのはNGです。
大学は卒業しているので、一般的な既卒向けの履歴書に記入しましょう。
学生時代の話よりも社会人になってからの話を重視!
新卒の頃は、就活というと「学生時代に頑張ったこと」系の内容で自己PRをする方が多いです。
学生時代であればそれは肯定されることが多いですが、既卒になっても学生時代に頑張ったことをたくさん記入すると「学生気分が抜けていない」と、マイナス評価に繋がることがあります。
職歴がなく卒業して間もない既卒の方だと、このあたりの裁量は難しいですが、他にあまり書くことがなくて取り入れるならあまりそれをメインにしないことが大切です。
履歴書での自己PR等は基本的に「(既卒になって)今、就活に向けて頑張っていること」と「社会人になってからの目標」等。
現在と未来に向けた内容が大切です。
面接まで進んで自己紹介を求められたら何て名乗ればいいの?
書類選考を通過したら面接に進みます。
面接は、学生時代の就活だと「〇〇大学の〇〇と申します」という風に伝えていたはずですが、既卒になってからは名乗りは名前だけで問題ありません。
そのあとの自己紹介の詳細については、年齢、自己PR、最終学歴、新卒で就活をしていない方&していた方共にその旨を正直に話す、現在就活のために取り組んでいることの順番で問題ありません。
自己紹介は高確率で、面接官から求められるので面接前に原稿を作って準備するようにしましょう。
既卒の就活に使える就職エージェント
売り手市場ともいわれている大卒者の採用状況ですが、「既卒」になると(業種にもよりますが)新卒よりも応募できる企業が狭まる可能性はあります。
また、莫大な量の求人から絞り込みスケジュールを管理したり、企業研究を大量に行っていたりすると一部手抜きになる可能性も否めません。
そこで便利なのが就職エージェントです。
転職サイトはいろいろありますが、
dodaとマイナビへの登録が基本です。
就職エージェントは求人を紹介してくれて、担当者が付いてサポートしてくれるサービスです。
以下では、既卒の就活におすすめの就職エージェントをご紹介します。
ハタラクティブ
ハタラクティブは20代に特化した、就職エージェントです。
もちろん既卒も対象にしていますが、既卒以外にも高卒、中卒、フリーター、ニート等。現在の立場に関係なく20代に特化してサポートを実施しています。
「やりたい仕事がない」「向いている仕事がわからない」と、感じている方に対しても親身になって適した求人を探してくれる、とても丁寧な就職エージェントです。
既卒になった理由が「就活への意欲が湧かなかった」という方、現状も既卒としての就活に乗り切れていないと感じている方は、ハタラクティブとの相性は良いといえます。
ハタラクティブの求人の評判とは?ニートにもカウンセリングでは優しい!
就職Shop
知名度抜群の有名企業リクルートが運営している既卒やフリーター向けの就職エージェントです。
有名企業が運営する安心感と、有名企業だからこその大手の求人も多数扱っています。
就職Shopでは、紹介した求人については求職者に対する書類選考がありません。
今回は履歴書での志望動機の書き方が全体のテーマでしたが、就職Shopを利用した結果面接を受けるなら、志望動機を伝えるのは面接の段階で口頭になりそうです。
書類に自信がないという方にとってはメリットが大きいといえるのではないでしょうか。
就職Shopでは100%取材済みの求人を紹介しています。
既卒は職歴がない方がほとんどなので、当てはまる方は少ないかもしれませんが過去の就業経験の中で「同僚や先輩との人間関係」「上司のパワハラを経験した」「労働時間が長すぎた」等の様々な理由で退職を経験した方もいるかもしれません。
そのような方は次の就職先にも不安を感じてしまうものですが、就職Shopなら取材済みの企業を紹介してくれるので、事前に雰囲気もわかって安心です。
ウズキャリ既卒
既卒、第二新卒、フリーターに特化した就職エージェントです。
86%という高い内定率を持ち、数々の既卒者をサポートしてきた実績を持ちます。また、ウズキャリ既卒経由での就職後、定着率は93%と高い水準です。
「就職した後仕事を続けられるか不安」と考えている方は、ウズキャリ既卒でその気持ちを含めて相談して、担当者と一緒に向いている求人を探してみるのも良いのではないでしょうか。
ウズキャリ既卒は書類の添削、面接対策と丁寧に面倒をみてくれます。
取り扱っている業種も幅広いので、希望の求人と出会う期待もできます。
ウズキャリの評判!既卒、第二新卒だけじゃなく30代や40代も使用可?地方にもあり!
就職エージェントは既卒の履歴書を添削してくれる!?
就職エージェントは、履歴書の添削をしてくれます。
就職エージェントを利用する大きな魅力はこれです!履歴書を添削して、書類選考を通過しやすくしてくれます。
ちなみに、今回ご紹介した中だと「就職Shop」については書類選考がないという仕組みになっているので、このような場合は書類添削には期待できません。
それは書類が不要だから添削をしないだけであって、就活に必要なことはアレコレしっかりサポートしてくれます。
まとめ!既卒の就活は社会人らしさを求められる!
今回は、既卒の就活履歴書に記載する志望動機と、自己紹介を中心に詳しくご紹介しました。
既卒は学校卒業からそれほど日が経過していなくても、学生気分から抜け出て社会性があるような印象を与えるほうが好印象に繋がるため、難しく感じられることも多いです。
既卒の就活を始めたてのとき、学生時代との感覚の違いは特に大変に感じるかもしれません。
もし、就活を進めるうえで何かしらのサポートがあったほうが良いと感じるなら、就職エージェントを利用する等しましょう。
今回ご紹介した就職エージェントは実績も豊富でおすすめです。
既卒の就活といえば、学生時代とは違い孤独に陥りやすいです。
孤独になるとモチベーションが低下することも多々あるので、モチベーション維持のためにも就職エージェントは便利です。
相談だけでも大丈夫なので、興味がある方はぜひ就職エージェントも活用してみてくださいね。
既卒の就活は行動力が大切です!
しっかりと準備をして、履歴書の作成や面接に臨みましょう!
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