大学職員へ転職!私立大学の職員は中途採用も募集あり。コネがなくても志望動機と能力次第!

「大学職員」という仕事については民間企業ほどの情報が出ていないのが現実です。

大学職員への転職対策のやり方がわからずに諦めてしまう前に!ぜひ、今回の記事を参考にして大学職員に応募してみてはいかがでしょうか。

実は大学職員は採用されるまでの競争率が高く、そのために非常に難易度が高い職種だといわれています。
採用されやすい職種ではないので、現在既に職を持っているという方は、内定が出る前に退職を決めるのは止めたほうが良いです。大学職員を目指すなら内定が出てから転職という形で現職を退職するのがおすすめです。

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大学職員へ転職したい!私立大学の職員は国立公立より入りやすい?

大学職員へ転職しようと考えたとき。大学には3種類あります。

  • 私立大学
  • 国立大学
  • 公立大学(県立や市立大学等)

私立大学と国公立大学なら圧倒的に私立大学のほうが数が多いので、必然的に大学職員になるチャンスは私立大学のほうが多くなりやすい傾向にあります。
もちろん大学によって募集が少ない多いの違いはあるかもしれませんが、私立大学のほうが「有利」といえるはずです。

また、名前の印象もあるのか国公立大学の職員という職種の人気は、私立大学よりも高い傾向にあるようです。

大学職員は新卒のみ?中途採用もしている?

国公立大学の場合は1年に1度募集を出すことが基本になっています。
新卒という制限はなく、現在別の職を持っている方についても応募は可能となっています。

ちなみに、国立大学の場合は国立大学の職員になるための統一試験を受験する必要があり、この試験の倍率が非常に高いです。

私立大学の場合は民間なので中途採用で募集することも多いです。また、国立大学のような決まった試験制度がないので、各大学の内容に合わせて対策する必要があります。

大学数が多い東京が必然的に求人数も多くなる?

大学が多いのは東京を含め都市部です。
大学が多い分、求人数は多くなる可能性があります。

ただし、地方大学でも募集を出すことは多々あります。現在地方在住で、働きたい大学が既に決まっているということであればその大学のホームページから求人情報を確認してみると良いかもしれません。
もしかしたら中途採用の情報が出ているかもしれませんし、中途採用はしていなくても1年に1度の採用試験の情報が確認できるかもしれません。

東京以外の地域の大学でも求人情報は色々あるようなので、とりあえず地域にこだわらないということであれば、インターネットで広範囲を調べてみるのがおすすめです。

関西や地方の大学が少ない地域でも中途採用のチャンスはある?

関西や地方の大学が少ない地域で中途採用のチャンスがあるかどうかはその時次第ですが、国立はもちろん、私立でも1年に1度は採用試験を実施している大学が多いようなので、とりあえず希望地域にある大学の求人情報を調べてみることをおすすめします。

自分が通っていた大学の職員に就活応募して入ることもあるの?

自分が通っていた大学の大学職員の求人に応募する方というのも存在しているはずです。

ただし、出身校だから有利になるとは限りません。
私立大学なら、もしかしたらそのようなこともあるかもしれませが、国立大学なら統一試験がありそこでまず全体としてふるいにかけられるので、出身校アピールをできるまで試験を突破するのがそもそも難しい・・・という現実があります。

有名私立大学も、数名の募集に対し1,000人近く応募が殺到することもあるようなので、出身校だからといって有利になる可能性は低いかもしれません・・・。

国立公立の大学職員は「公務員」として就業するの?

国公立大学の大学職員は公務員ではありません。
実はかつては公務員という立場だった時代もありましたが、日本の国公立大学は既に法人化されていることもあり、現在は公務員という立場にはなりません。
しかし、性質上は公務員に近い立場であることから場合によっては「準公務員」のような立場でみられることもあるようです。

わかりやすい例を挙げると住宅ローンの契約やカードローンの契約等をするとき、国立大学の職員だと特に準公務員のような立場として見られて少々有利になる可能性もあるかもしれません。

少子高齢化が進んでいる現在。私立大学によっては学生が減少している等の事情を抱えているところもありますが、基本的に「国立」大学については滅多なことではなくならないはずなので、「国立」大学の職員という立場は「公務員」に近い安定した立場として、民間企業よりももしかしたら何かしらの契約の場では強みになるかもしれません。

大学職員は年齢層高いイメージ!30代以上にも転職のチャンスあり?

大学職員の募集には年齢制限がかけられている場合と、年齢制限がかけられていない場合の2種類あります。
年齢制限がかけられている場合は1985年あたりが区切りになることが多いです。1985年以降生まれを応募資格ありとして、はっきり指定して募集している大学もあります。

30代は一般的には転職のチャンスがまだまだ多い世代だといわれていますが、30代でも大学によっては大学職員になるのは難しいです。
30代後半の方で大学職員になりたい方は、国立大学と私立大学両方の求人を調べ、1校2校ではなくもっとたくさんの大学の求人情報をチェックして応募すると良いかもしれません。

ちなみに、大学職員というと、けっこう年齢層が高いイメージがあるという方も多いのではないでしょうか。
事務系の職種ならたしかに女性も男性も全体的に年齢層が高い大学も多く、そのような大学であれば中途採用されて勤め始めても働きやすいかもしれません。

ただし、注意したいのは「定着率が良いから必然的に全体の年齢層が高くなっている」という可能性が、人気職種の大学職員なら往々にして考えられることです。

つまり、大学側が年齢層の高い人材をあえて採用しているわけではなく、採用された時点では若かった人材が長期勤務をした結果全体の年齢層が高くなっている可能性があるということです。
狙っている大学の大学職員の年齢層が高めだからといって、現在の年齢が30代以上でも確実に有利になるというわけではありません。

大学職員になるには40代以上だと難しい?

年齢制限を設定している大学だと、40代以上で大学職員になるのは難しいです。
しかし、年齢制限を設定していない大学や、職種によってはチャンスは0ではないはずです。

40代以上で大学職員を目指すなら、まずは現在就業している仕事があるという方ならその仕事を退職せずに継続して、そのうえで大学職員の求人を探しましょう。

大学職員の仕事は20代30代でも難易度が高く高倍率です。
数名の募集に対し1,000人2,000人の応募が殺到することも多々あります。
大学職員は決して採用されやすい職種ではなく、むしろ採用されづらい高難易度職にあたります。

大学職員になりたくても、現職があるならその仕事を継続しながらこっそり求人を探すやり方をしましょう。

別業種からの転職は不利?

大学職員に応募するにあたり、民間の企業に勤めていた経験しかない場合と別の大学で勤務していたけど応募してきた場合。どちらの求職者が有利かというと、判断は各大学によります。

経験者が有利になる大学ももちろんあるでしょうし、経験者について「どうして前の大学職員の仕事を辞めたのか」心配して避ける大学もあるかもしれません。

ちなみに、民間の企業に勤めていた経験がある=一般企業で社会人経験を積んだ経験があり社会人マナーやスキルがあるから有利な点としてみてもらえるというわけでもありません。

民間企業に勤めていた経験があるからといって有利にならないのが大学職員という仕事の求人の現実です!

理由は、民間企業と大学という職場が違う方向性だからです。

大学職員の面接で気を付けること

大学職員の求人募集が出ていて応募しても、まず私立大学・国立大学・公立大学問わず筆記試験が高難易度で(大卒程度の内容だといわれています)さらに倍率が高いのがネックです。
面接まで進むのはほんの一握りです。そして面接に進んでもさらに厳しくふるいにかけられます。

そんな大学職員の面接で、気を付けることは基本的には民間企業の面接と変わりません。
スーツをきちんと着用して身だしなみを整え、入退室のマナーもしっかり把握して、受け答えをハキハキと。また、事前に面接対策をしておくほうが安心です。

大学職員の面接は応募者同士でグループディスカッションをさせることもあるようなので、コミュニケーション能力や自分の意見を伝える能力はみられます。
そのような部分に自信がない方は他人と話すことに慣れておいたり、話し方教室等で勉強したりしておくと良いかもしれません。

特殊な業界!大学職員の志望動機はどうすれば良い?

大学職員の求人に応募したとき、民間企業で何をしてきたかという実績はあまり関係ない(みられない)といわれています。

それでは何をみられるのかというと。基本的には以下が多いといわれています。

  • 言葉に対する理解力
  • コミュニケーション能力
  • マルチタスク

あとは、面接を担当する大学職員との相性により多少評価される点は変わってくるかもしれませんが、大学職員という仕事上大切な要素を持っている人材が評価されます。

言葉に対する理解力というのは、大学は学生が勉強する場所であるので学力という意味での「理解力」が求められるのはもちろん、学生の話や要望を聞いて理解する力や、教授陣からいわれた要望等を理解する力がある人材が求められます。

この「理解力」というのは次に挙げている「コミュニケーション能力」にも絡んできます。

大学職員という仕事はあまり接客業としての要素がないようにみえて、学生や教授陣とのコミュニケーションが必要になることも多々あるので、相手としっかりコミュニケーションを取れる人材が希望されます。

さらに、大学職員は定時で帰れることが多く、民間企業に比べると楽なことが多い仕事とはいわれていますが、何だかんだ業務は色々とこなさなければいけないので1つの作業をずっと繰り返せば良い仕事とはまた違います。
マルチタスクが可能な方が求められます(逆にいうとマルチタスクが無理という方は、せっかく内定をもらっても勤務開始後に嫌になるかもしれません)

大学職員に求められる、3つの要素を押さえることで必然的に志望動機の内容も定まってくるのではないでしょうか。

こちらの3つをアピールする内容で構成するようにすれば良いといえます。

大学職員はコネ採用が多い?コネなしでも能力があれば大丈夫?

大学職員にコネ採用が絶対ないかといえば、もしかしたらあるのかもしれません。
しかし、滅多にないはずなので心配しなくても問題ありません。

例えば私立大学なら、採用したい人材が決まっているならわざわざ求人募集を出さないことも可能なはずです。人材を募集するには大学側に何かとお金がかかります(求人情報サイトへの情報掲載料や転職エージェントへの報酬等)
もしコネ採用をするなら、最初から募集を出さないほうが経済的であり楽です。
つまり、募集を出しているのであればコネ採用はしていない可能性が高いです。

あとは信じるしかないです。安心して応募しましょう。

コネ採用がなくても大学職員という仕事は採用されるまでの難易度は高く、採用されるのが非常に難しい仕事なので覚悟は必要です。

正社員以外の働き方だと意外と求人数は多い!主婦にも人気!

ここまでご紹介した通り、難易度が非常に高い大学職員という仕事ですが、実は正規の職員採用にこだわらなければ大学で働くチャンスは意外にも色々あります!!

大学のカフェテリアスタッフ(ホール・キッチン両方募集あり)
大学の清掃スタッフ
大学の本屋や売店等のスタッフ
春の期間だけ募集されるスタッフ

まず、正規の大学職員以外で大学で働ける仕事として最もチャンスがあるのは大学内の「飲食店」のスタッフです。
学生食堂やカフェテリアやパン屋等。大きめの規模の大学になると飲食店が大学構内にたくさん展開していることがあります。
中には、有名ファーストフードのテナントが入っていることも!

大学内の飲食店の求人情報は普通のアルバイトとして求人募集されていることが多く、アルバイト探し用の情報サイトで見つかったり、大学内で普通に求人募集の広告が張られていたりします。

大学の清掃スタッフについては、大学側が業者に委託していることが多いので大学勤務として募集がかかるというよりは、清掃業者の募集情報の中で〇〇大学勤務という募集のかけられかたをしていたり、あとは清掃業者と雇用契約後にたまたま大学に配属されたりといった働き方になることが多いです。

大学の本屋や売店のスタッフも、規模の大きな大学だとアルバイト探し用の求人情報サイトに募集が出ることが多々あります。
朝から夕方までの勤務になることが多く、短時間勤務でも募集されることが多いので主婦や主夫の方でも働きやすいです。

春は特に短期募集の全盛期!

上記で挙げた「春の期間だけ募集されるスタッフ」というのは入試の時期~入学シーズンにかけて募集されるアルバイトや派遣社員の仕事です。

内容としては入学願書等の書類整理の補助をする事務スタッフ。
春のシーズンだけ新入生を対象とした特設会場で教科書販売を行うスタッフ等。

このようなお仕事は春のシーズンだけ一時的に募集されることが多いです。短期の仕事なので主婦の方等が働きやすいかもしれません。

直接雇用のアルバイトなのか派遣会社等を経由しているのかにもよりますが、基本的に時給はそこそこ良いことが多いようです。

「正規」の大学職員という仕事はとても人気がありますが、「正規」の大学職員という仕事以外の、アルバイト・パート・派遣社員という形態の働き方でも大学で働くお仕事というのは人気があるようです。
対応するお客さんが、学生中心に限定されている分、働きやすさがあるようです。

大学職員の「正社員」求人紹介に強い転職エージェントはある?

大学職員として正規で働きたいなら、インターネットを駆使して自分で各大学の情報を集め応募するという方法が定番ですが、実は転職エージェントでも大学職員の求人を扱っていることが多々あります。

自分で情報を集める、転職エージェントを利用する。どちらの方法を選択しても問題ありません。自分好みの方法で転職活動を行いましょう。

転職エージェントを利用するメリット

担当者が希望に適した求人を紹介してくれる
担当者がエントリーシートの添削サポートをしてくれる
担当者が付いて面接対策をしてくれる

マイナビとdoda以外で、大学職員の仕事に就きたい場合に利用する転職エージェントとしておすすめなのは「リクルートエージェント」です。

求人情報サイト等でもお馴染みの「リクルート」の転職エージェントということで信頼感はばっちりではないでしょうか。
大手ということもあり、非公開求人等も多く取り扱っています。
非公開の大学職員の求人情報等を持っている可能性もあります。

また、非公開のものを除いても大学職員の求人を多数持っていることがあるので、会員登録をして話を聞いてみるだけでもおすすめです。

リクルートエージェント

ちなみに、転職エージェントを利用する場合でも併せて自分でインターネットを使用して求人情報を探してみると良いかもしれません。
私立大学の中には、求人サイト等には情報を出していないけど公式ホームページやSNSでは募集を出しているという大学が存在するかもしれません。

求人情報サイトでも募集が出てくることがある?

私立大学の場合は求人情報サイトに求人募集を掲載することは珍しくありません。
特に春や秋の、学期のスタートシーズンの前くらいは求人情報の数も増えることが多々あります。

インターネット上の求人情報サイトはその多くがフリーワードでも検索できる仕組みになっているはずなので、フリーワードで「大学」と指定して検索してみると探しやすいのではないでしょうか。

一度大学職員になると同業種以外への転職が難しいって本当?

大学職員を目指す方の多くは、仕事の安定性だったり仕事の楽さだったりを求めている傾向にあります。

大学という環境はやはり民間企業とは方向性も雰囲気も違う環境なので、一度大学職員として就業すると民間企業への転職活動は大変に感じるかもしれません。また、民間企業に転職しても最初のうちは感覚の違いに慣れるまで苦戦するかもしれません。

不利になる・・・可能性はあるかもしれませんが、転職エージェントのようなサービスを使用する等して頑張ればチャンスはあるはずです。

とはいえ、大学職員はそもそもそんなに離職率が高くないようです。
一度採用されると長く勤める選択をする方が多いようなので、勤め始めてしまえば「転職」という選択肢は思い付かなくなるのかもしれません。

まとめ!大学職員になりたいときは情報を集めよう

今回の記事では、大学職員という仕事についてご紹介しました。
大学職員という仕事、のんびりしているイメージもあるかもしれませんが、内定を獲得するのはかなり難しい。高難易度の職業です。

このような現実を知ると、大学の穏やかそうな職員の方々を思い出し「あの人たち実はすごかったんだな」と、感心した方もいるのではないでしょうか!

大学職員を目指すなら転職エージェントには登録しておくと良いです。
情報収集をしっかり行い、採用を目指しましょう!

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