既卒の場合、大手企業には就職できないだろう…と初めから諦めてしまっていませんか?
しかし実際は、大手企業は新卒だけでなく既卒も積極的に採用しているのです。
初めから中小企業だけに絞って就活するよりも、大手企業も視野に入れて活動すれば、
既卒でも大手企業の内定が取れる可能性があります。
そこで今回は、既卒で大手企業に就職を希望する方のために、無事に内定を取るまでのコツをご紹介しましょう。
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既卒を採用している大手企業
そもそも既卒とは、高校や大学などの学校を卒業した後に、一度も就職したことがない人のことを指します。
一般的には、卒業してから1~3年程度の人のことを呼び、社会人経験はない人です。
既卒の多くは、就職活動に失敗した人、もしくは活動しなかった人に当てはまります。
そして、第二新卒とよく比較されますが、第二新卒も同様に学校を卒業してから1~3年経った人ですが、一度は就職して社会人経験がある人のことを言います。
では、大手企業は既卒を採用しているのかについてみていきましょう。
結論から言えば、多くの業種の大企業は積極的に既卒の採用を受け入れています。
それでは早速、どんな大企業が既卒を採用しているのかをみていきます。
▼既卒を採用している大手企業一覧
ジャンル・業種 | 会社名 |
自動車メーカー | トヨタ自動車、Honda、マツダほか |
電機メーカー | パナソニック、シャープ、ソニーほか |
食料・飲料メーカー | 味の素、日清食品グループ、アサヒグループ、グリコほか |
鉄鋼・金属・重工メーカー | JFEスチール、神戸製鋼ほか |
化学・素材メーカー | 東レ、ユニ・チャーム、昭和電工ほか |
半導体・工作機械メーカー | クボタ、オムロン、東京エレクトロングループほか |
部品メーカー | 住友ゴム、デンソーほか |
製薬メーカー | 武田薬品工業 |
情報通信サービス | NTT東日本、NTT西日本、ソフトバンクほか |
鉄道 | JR東日本、JR西日本ほか |
電気 | 東京電力、東北電力ほか |
エネルギー | コスモ石油、昭和シェル石油ほか |
空輸 | JAL |
郵便 | 日本郵便 |
銀行 | ゆうちょ銀行、三井住友銀行ほか |
保険 | 日本生命、第一生命、住友生命 |
不動産 | 三菱地所、住友不動産ほか |
広告代理店 | 電通 |
商社 | 住友商事 |
既卒の採用率は高い
既卒はなんとなく中小企業しか縁がないように思ってしまう方が多いです。
しかし、蓋を開けてみると大企業は積極的に既卒を採用していることがわかります。
その理由は、大手企業は中小企業と比べ採用定員数が多いため、既卒の内定率も高くなるのです。
大企業だからこそ、色んなタイプの人材を求めているので、新卒という枠を超えて、既卒や第二新卒も幅広く採用しているというわけです。
ですから、「自分は既卒だから大企業なんてムリムリ…」と諦めてしまうのは非常にもったいないと言えます。
既卒を採用するメリットは高い
大企業が積極的に既卒を採用しているのは理由があります。
それは、学校卒業後3年以内の既卒は、新卒と同じ扱いで採用できるからです。
大企業にとっては、既卒であっても新卒と変わらないため、あまり新卒と区別することなく受け入れているというわけです。
もちろん、大企業ですから新卒の研修体制も充実しているので、既卒側も安心して仕事をすることができます。
自分の希望する大企業の募集要項を見つけたら、第二新卒と記載されている場合は既卒も応募することが可能です。
ただし、新卒と同じ条件で採用されるのは、
既卒3年以内と厚生労働省により決められているので、短期間で就職できるようにしましょう。
既卒は新卒扱いされる事がある?
卒業後3年以内の既卒者は、新卒と同じように採用選考するという厚生労働省から指示が出されたため、多くの大企業は既卒を採用し始めました。
既卒は新卒扱いとなりますが、採用枠は新卒と同じではなく、やはり既卒になりますので
内定をもらうのは厳しくなります。
ただし、既卒は学校を卒業してから3年以内は内定をもらえるチャンスがあるのですから
無駄にしないように努力しましょう。
職歴ありでも応募可能なの?
職歴ありの場合は、正確には既卒ではなく
第二新卒と呼ばれます。
大手企業は中小企業と比べると採用枠が多いため、第二新卒も積極的に採用しています。
一度社会人経験のある第二新卒の場合は、マナーやスキルもあるため、採用率も高くなっています。
職歴のある第二新卒でも社会人経験のない既卒でも、早く就職活動を行えば大企業の内定をもえるチャンスがあるのです。
既卒は正社員になるのは厳しい?
大手企業は、新卒採用だけでは採用人数を十分に確保することができないのが現状です。
そのため大企業は、定期的に若手を採用していて、新卒に頼らずに第二新卒や既卒を採用しています。
中途の採用枠を増やしたり、若い層を積極的に採用しているのです。
ですから、既卒でも大企業の正社員になれる可能性は十分にあります。
既卒を武器にして、大企業内定を目指して頑張って行きましょう。
既卒採用と中途採用の違い
既卒とは、学校を卒業してから一度も就職したことのない人を指し、社会人経験がない人のことです。
学校を卒業してから3年以内の人のことで、
新卒と同じ扱いをされることがあります。
そして、中途採用とは学校を卒業してから一度就職して辞めた人のことを呼びます。
既卒採用と中途採用のどちらが有利かと言えば、中途採用の方が就職しやすいと言えます。
一度も就職したことがない既卒よりも、社会人経験がある中途採用の方が即戦力になるからです。
ただし、企業によって既卒の扱いが変わりますので一概には言えませんので、募集要項を見て既卒の扱いを確認することが大切です。
多くの企業は既卒は新卒者と同じ扱いをしますが、中途採用枠に既卒を入れる企業もあるので注意しましょう。
既卒の求人サイトの探し方。既卒におすすめの求人サイト
既卒の求人サイトはどうやって探せば良いでしょうか?
既卒の求人は、第二新卒を対象にした求人サイトをチェックすると、既卒の求人も見つけることができます。
いわゆる社会人向けの転職サイトは、既卒でも採用する求人が多いので要チェックです。
リクナビは一番簡単
転職サイトと言えば、リクルートが支援する総合転職サイト「リクナビNEXT」が挙げられます。
転職したい人向けの求人が多いのですが、
既卒でも多くの求人が出ているので目を通す価値はありますよ。
人材業界最大手リクルートが運営しているので求人数が多く、既卒でも応募可能な求人が多いのがポイント。
大手でも既卒はかなり優しく採用してくれる
「既卒は大手企業の内定はもらえない」と初めから諦めてしまうのは大変もったいないことだと言えます。
実は、 大手企業は採用枠が多いため、大手企業ほど既卒には優しく、様々なタイプの人材を求めているのです。
大手ほど既卒を積極的に採用しているので、
諦めずに就職活動を行うことが大切です。
既卒で大手に入る上で重要な事
既卒で大手企業に内定をもらうためには、面接でキチンと対応できること、資格やスキルなど経験を身につけること、そして正確に履歴書を書くことが大切。
ここからは、それぞれ詳しくみていきましょう。
学歴と既卒で今まで何をしたかをキチンと説明出来る
大企業の面接では必ず既卒になった理由を聞かれますので、キチンと説明できるようにしておくことが大切。
新卒で就職しなかった理由、既卒になってからの過ごし方などは必ず聞かれる質問なので
答えられるようにしましょう。
面接では、企業の求める人材として適しているかを判断されますので、プラスなイメージになるようにしっかり自己分析することが大切です。
既卒の就職で行うべき事
既卒の場合は、学校や仕事へ行かない時間があるため資格やスキル、経験を身につけるチャンスでもあります。
アルバイトでの経験がプラスなイメージになることもあるので、しっかり自己アピールをしましょう。
面接にいくにあたって履歴書を準備する
大企業の面接で提出する履歴書は、既卒のための自己PRの書き方をする必要があります。
魅力的や履歴書を書くコツは、自分の強みを始めに伝えてインパクトを出すことです。
面接官は数多くの履歴書を見続けていて疲れていますので、長所を始めに伝えることでイメージが強くなるのです。
長所を証明するために実体験のエピソードなどを書くとリアルな感じが出るので効果的です。
そして、その経験から得たことがあるので貴社に貢献したいという前向きなアピールを忘れずに伝えてください。
面接では志望動機は必ず聞かれる質問なので
誰にも負けない熱意を伝えられるように練習すると良いでしょう。
内定をキチンととれるように頑張ろう
「既卒は大企業はムリムリ」と初めから飽きらめていたら、内定をもらうことは本当にムリになります。
しかし、先程も述べたように、実際は中小企業よりも大企業の方が採用枠が多いので、既卒も積極的に採用しているのです。
既卒は学校を卒業してから3年以内がルールなので、大企業にとってまだまだ若い人材として重宝されています。
既卒であっても、むしろ若さを武器にして大企業の内定を勝ち取っていきましょう!
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