病院、クリニック、調剤薬局、ドラッグストア、研究機関、一般企業など、薬剤師の活躍の場はたくさんあります。今の職場で満足していればよいですが、精神的にもう少し楽に仕事をしたいと思った場合には、転職も選択肢でしょう。
また最近注目の「薬剤師派遣」での働き方についても紹介します。
楽な仕事ランキング1位
クリニック
クリニックはココがうれしい！
夜勤がなく、日曜祝日も休みという点で、クリニックの薬剤師は労働条件が楽です。特に、経営状態が安定しているクリニックであれば、福利厚生も充実しています。
薬剤師のクリニックの転職の求人案件は、HPなどには載っていない、非公開求人が多いです。
自分で問い合わせるのは手間ですので、転職エージェントの利用をお勧めします。
楽な仕事ランキング2位
病院
福利厚生充実。特に新卒者には人気の病院薬剤師。
新卒の薬剤師に人気なのは、研修体制も整って、経営が安定している病院の薬剤師です。公立病院の採用試験に合格すると、公務員になることもできます。
外来、病棟ともにあるため、覚えることは多いですが、スタッフの数も比較的多く、有給休暇も取れることが多いです。
でもブラックな労働環境ではないか、転職前にココを気を付けて！
転職の際には、休日勤務、救急呼び出し、当直業務など、時間外勤務についてチェックしましょう。特に自分より若いスタッフがあまりいない場合は要注意です。
労働環境のいい病院の薬剤師は、長く勤務することが多いです。産休、育休の後も復帰して働く女性が多いのも特徴です。
楽な仕事ランキング3位
調剤薬局
院外処方に対応する調剤薬局も、薬剤師に人気の職場の一つです。日曜日は休みのことが多く、残業や夜勤もほとんどありません。患者さんと直接のやりとりが多いのも特徴です。
複数スタッフ体制かどうか、チェックしよう。
調剤薬局は、小規模なところだと、常勤の薬剤師が一人というところも多くあります。その場合は、有給休暇などはとりづらくなることを理解しましょう。また、通常の診療時間と別に、地域の救急当番などの日曜祝日勤務の有無も事前にチェックしましょう。
以上、薬剤師の職場ランキングでした。
【コラム】薬剤師派遣という働き方
薬剤師派遣は、時給ベースで勤務する形態です。契約期間はそれぞれですが、週の曜日やぶので、時間を固定して勤務することが多いようです。時給は正社員よりも高いことが多いです。
派遣会社と雇用契約を結ぶので、福利厚生についても、勤務する現場ではなく、派遣会社のものが適用されます。派遣会社は、有給や社会保障制度の充実に力を入れているところを選びましょう。
エージェントの活用
薬剤師の転職については、エージェントを頼って、情報収集をする方が多いです。特に、非公開求人を掘り当てるには、実際の転職希望時期の半年前には、エージェントとコンタクトを取りましょう。
転職までに、平均3社のエージェントとやりとりをする方が多いようです。
好待遇の非公開求人に強いBIG3は、リクナビ、ベストキャリア、マイナビの3社です。
登録は無料なので、担当者との相性を見て、転職活動を進めるとよいでしょう。
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