週休1日給料メリットなしで今すぐ辞めたい人に贈る

現在、週休1日で働いていて「すぐにでも辞めたい」という方もいれば、「辞めたいわけではないけど違法ではないのか知りたい」という方もいるかもしれません。

今回の記事では「週休1日」の労働と、週休1日のメリットデメリット等を含めて。こちらのテーマで詳しく解説していきます。

週休1日給料メリットなしで今すぐ辞めたい

週休1日だと、疲れがなかなか取れずストレスが溜まってすぐに辞めたいという気持ちになる方が多いです。

中には一度しっかり休むとこの気持ちが消えてしまう方もいますが、休んでも気持ちが消えないときは転職を検討するタイミングかもしれません。

現代は週休2日の会社が多いけど週休1日も存在する

現代は週休2日の企業が多いですが、週休1日の企業というのも実はけっこう存在していて、実際に週休1日で仕事を続けている方もいます。

フリーのデザイナーやエンジニアや漫画家等。独立して仕事をしているから週休1日もしくは休みがないという働き方をしている方もいますが、独立して週休1日で働くのと、企業と雇用契約を結んだうえで週休1日で働くのでは、精神的な負荷は後者の企業と契約を結んだうえで週休1日で働く・・・というほうが強いのではないでしょうか。

気持ちの持ちように左右されることもありますが、週休1日で働くというのは大半の方には大変です。

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週休1日は法律違反?労働問題的にはセーフなの?

はっきりいってしまうと週休1日制度は違法なところと、法律を守っているところの2種類あります。

違法なところ

・1日8時間勤務が定時。そのうえで週休1日

法律を守っているところ

・1日7時間以下勤務が定時。そのうえで週休1日
・毎週ではなく隔週で週休1日

日本では9時-18時だったり10時-19時だったりの1日8時間勤務が定時となっている企業が多いです。

8時間勤務で週6日勤務になると、法律で認められている1週間あたりの勤務時間を超えてしまいますが、1日7時間以内の勤務だと週6日勤務でも法律で認められている勤務時間を超えません。

つまり、週休1日の企業の中には1日あたりの勤務時間は7時間や6時間にしていることが多々あります。
これはOKなパターンです。

また、1日8時間勤務が定時だとしても隔週で週休1日にすれば法律で認められている範囲を超えることはありません。

※これらのパターンでも、1日8時間を超えての残業は残業代が加算されます。
月間の勤務時間が超えてしまった場合でも残業代が加算されます。

つまり、週休1日の会社というのは上手にスケジュールをやりくりしながら法律で認められている範囲ギリギリまで勤務させているというイメージです。

ここまではOKなパターン。

逆にNGなパターンはというと、1日8時間勤務で週休1日の企業です。
普通に法律で認められている範囲を超えてしまい違法となります。

その代わりに残業代をきちんと支払い、超えた分を残業として勤務しているならセーフです。しかし、このようなNGパターンに該当する企業の中には、正式な残業代を支払わないところが多々あります。

現在NGパターンの企業で勤務している・・・という方は、早急に転職を考えたほうが良いかもしれません。
普通に正社員をNGパターンで働かせる企業は、基本的にあまり正社員のことを考えていない傾向にあります。

週休1日は祝日はどうなる?

週休1日でも祝日は別途休みになることはありますが、これは企業によります。
祝日関係なしに、最初から決まっている企業カレンダーでの休日以外は全て出勤というところももちろんあります。

年末年始やGW期間も出勤になったり、休みになったり。全ては企業次第。

週休1日制度を取っている企業全てが悪いわけではありません。
中には正社員のことを大切にはしているけど、業務内容の関係等でそうしないと回らなくて仕方なくこの制度にしている企業もあるからです。

正社員のことをきちんと考えてくれている企業は、固定が週休1日でも有給の取得を推奨してくれたり、交代で休める日を作ってくれたりと努力する傾向があります。
そういうのは、あからさまではなかったとしても正社員側としては何となくわかるはずです。

きちんと正社員のことを考えてくれる部分を感じ取れる企業なら、週休1日だから悪いというわけではありません。
あとは自分の捉え方次第。
休みがもっと欲しい。その気持ちが強い本音なら、本音に従い転職したほうが良いといえるのではないでしょうか。

週休1日=週6日勤務のメリットをひねり出す

「週休1日は嫌だけど、仕事内容や職場の人間関係がとても良いからできれば辞めたくない」
「やりがいがあるし好きな仕事だから大変だけど続けたい」

と、いう方もいます。

一般的には「週休1日の仕事をするなら、転職したほうが良いのでは?」と勧める意見が多いのが自然です。

しかし、感じ方は人それぞれで実際に正社員として働いている側としては、「転職はしたくない」と、考えることもあります。
そのような気持ちがあるなら、さっさと転職活動をするよりも、現職を前向きに頑張るのもありです!

前向きに頑張るためにも、週休1日=週6日勤務のメリットをひねり出してみましょう。

1、将来独立したい仕事なら良い経験や修行や学びになる

将来、独立したい分野の正社員として働いていて、週休1日で勤めることで経験値が増えたり、修行になったりと感じることができているならそれはもう多忙でも、メリットだといえます。

経験は何にも代えがたいともいわれています。
その仕事で独立したいならなおさらです。

2、企業によっては給料面に反映されて高収入になりやすい

週休1日制度を違法で取り入れている企業の場合は、給料面に反映されていない可能性が高いですが、正式に取り入れている企業の場合は、その企業で週休2日勤務をする場合よりは月給が上がっているはずです。

給料に反映されていて、それに満足できているのであれば自分との相性が良い仕事だといえるのではないでしょうか。

3、仕事が趣味の場合は毎日が充実する

世の中には「仕事が趣味」という方も存在します。
わかりやすい例を挙げるとアメリカのビジネス界で有名なマリッサ・メイヤーやビル・ゲイツ。彼らは一時期ほとんど眠らず(マリッサ・メイヤーは会社に寝泊まりしトイレの回数もコントロールしていたのだとか)仕事に打ち込んだそうです。

色々と理由はあったとは思いますが、前提として「その仕事が好き」「その仕事にワクワクできる」という感情がないと、そこまではできなかったはずです。
彼らにとっては、ある意味プライベートの時間よりも仕事をしている時間のほうが楽しみやすかったのかもしれません。

このように仕事が趣味レベルで好きな方にとっては、週休1日で毎日働けたら毎日が充実するのではないでしょうか。
そのうえでその仕事を適職だと感じられているのであれば、もはや誰がなんといっても転職しないで継続しても良いのではないでしょうか。

週休1日のデメリットを挙げてみる

先ほどは週休1日のメリットとなりえることをひねり出しました。

逆に、週休1日のデメリット・・・というのは予想通り、挙げれば色々あるのが現実ですが、その中でも多くの方に該当しそうな項目を以下に挙げていきます。

1、休みを多くして業績アップした企業は現実的に存在する

週休1日制にしている企業は「どうしても忙しくてそうしなければ仕事が回らない」というパターンと「そうしなければ仕事が回らないわけではないけどもっと業績を上げるために働かせる」というパターンと「人件費を削りたいがために新規雇用をしたくないから」というパターンが定番の理由として考えられます。

確かに正社員をたくさん働かせれば、休みが多いよりは業績はアップ・・・かと思いきや、世の中には正社員の休日を増やしたことで逆に業績アップに繋がってメディアに注目された企業も存在しています。

働きすぎはモチベーションが低下したり、疲労により判断力に大きな影響を与えて本来働き過ぎてでも得ようとしたものからむしろ遠ざかってしまったり・・・ということもあるということです。

業績ダウンして、正社員の責任のようにいわれたらたまったものではありませんよね。
このような、悪循環に踏み込んでしまった企業は、よほど正社員全体のモチベーションが高くない限り、職場の空気はどんよりよどんでいて、良い環境とはいえません。

できることなら、そのような企業からは早急な転職をおすすめします。

2、働いていると疲労で肉体的&精神的に病みやすい

週休1日勤務で、仕事が趣味レベルで好きなら良いですが、そこまでいっていなくてさらに疲労を感じやすい場合(体力は個人差があります。体力ばっちりの方もいれば疲れやすくてすぐにばててしまう方もいます)
疲労のせいでどんどん病んでいく可能性があります。

疲労により精神的に不安定になり、家族に当たり散らしてしまったり。疲労により風邪を引きやすくなったり倒れてしまったり。
心の健康と体の健康を害してまで、働きづめるのは本当に正しいことなのでしょうか。

3、プライベートに時間が取れずデートや合コンもできない

週休1日しかないとプライベートの時間でデートや合コンに行く時間がなかなか取れず、恋愛もままならない・・・という展開に繋がる可能性もあります。

学生時代と違って、積極的に出会いの場に行かないと異性との出会いは難しくなります。

4、忙しさで友達付き合いが疎遠になりやすい

週休1日、忙しさで友達付き合いが疎遠になっていると、気付けば孤独感が高まる可能性もあります。

プライベートを失ってまで、働いてその先に確固たる目標がある方は良いですが、そうではないけど仕方なく週休1日という方はどんどん辛くなっていくと予想できます。

今すぐ週休1日の仕事を辞めたい!どうすれば良い?

総合的にみて「今すぐ週休1日の仕事を辞めたい」と、感じたら。どうすれば良いかというと・・・選択肢は2つ。

退職して失業保険をもらい就活するか、現職は続けながらこっそり転職活動するかです。

選択肢は2つ!退職して失業保険か転職する

先に退職すれば失業保険がもらえます。ただし、再就職がすぐに決まると失業保険はもらえません。
また、退職後、とんとん拍子に再就職が決まるかどうかは保証がないので、正直貯金がある程度ないとストレスに繋がりやすい部分があります。

その点、転職というのは最も気楽な選択でもあります。

転職活動をすることさえ誰にも漏らさなければ基本的に転職活動をしていることはバレません。
実際に転職活動してみて、入社したい企業から内定が出なければ一旦転職活動を辞めて現職に打ち込むということもできます。
先に退職からしてしまうとこうはいきません。

また、中には実際に転職活動を始めたことにより現職を辞めたくないという結論に至る方もいます。
現職を継続する気持ちになったときにも、転職活動という選択肢なら途中でやり直しができます。

転職のほうが精神的には楽

このようなポイントを踏まえて、転職活動として行動を移すほうが精神的には楽だといえます。

決意が固まらないという方はまずは、転職エージェントのサイトや転職に特化した求人情報サイトを閲覧してみるのも良いのではないでしょうか。

週休1日で多忙でも利用できる転職エージェント!

週休1日の方はプライベートでの時間が少ないので、転職活動は時間のやりくりが必要になります。
時間のやりくりのためには転職エージェントが便利です。転職エージェントは担当者が希望や条件に合う求人情報サイトを紹介してくれます。

マイナビ、doda以外で、これから利用するのにおすすめの転職エージェントは「リクルートエージェント」です。

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まとめ!デメリットを多く感じているなら転職しよう

今回の記事では、「週休1日」をテーマに色々と解説しました。

週休1日の仕事でも、やりがいを感じて楽しく働いている方はたくさんいます。しかし、同時に週休1日が辛くて辛くて仕方がないという方もたくさんいます。

週休1日の仕事が辛いときには、転職活動がおすすめです。
プライベートの時間があまり取れなくても、転職エージェントを活用することにより効率良く転職活動を進めることができます。

理想の働き方を目指していきましょう!

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