大人になって仕事をしているとふと不安を感じてしまったり、継続して不安を感じたりすることは珍しくありません。
気持ちの良い感情ではありませんが、元々人間の生活や心のバランスを取るために必要だから備わっている感情です。
完全に消すことはよほどメンタルを強化しないと難易度が高いですが、そこまでしなくても考え方を変えることで上手に付き合っていくことは可能です。
不安と上手に付き合えば、不安のマイナス面を意識する機会も少なくなり、ホッと肩の荷を下ろしやすくなるのではないでしょうか。
今回の記事では、社会人の不安との付き合い方について解説していきます。
目次でざっくりチェック
仕事の不安があり将来が見えない新人が増加中!?
不安を感じる新人は増えています。
せっかく新人として社会人の仲間入りを果たしたにも関わらず、想像していたモノと現実に乖離があると、予想が覆されたことから『本当にこれで良かったのか』と不安(心配)になることもあるでしょう。
疲れやストレスにより、特に思いつく理由なく不安を感じる方もいます。
また、これまではとりとめて不安なんて感じていなかったので、新型コロナウィルス感染拡大から将来のことやこれからの社会・世の中に不安を感じるようになった、恐怖を感じるようになったという方もいます。
これまでの人生であまり不安を感じた経験がないという方からすれば、不安ってそんなに大変な感情なの?と感じるかもしれません。しかしある日突然不安な気持ちがやってくる可能性は誰にでもあります。
新型コロナウィルス感染拡大以降はそれがもっと現実的になりました。
コロナによる将来への不安感は世代関係なく増加
新型コロナウィルス感染拡大以降、将来の不安を感じる層は世代関係なく増加傾向です。
だんだんと共存の生活スタイルを模索するようになり、新しい生活様式にも慣れてきた、適応しているという方もいますが、人間は元来変化にとても弱い生き物です。
変化でストレスを感じたり、変化に恐怖を感じたりすることは珍しくありません。
新型コロナウィルス感染拡大という社会問題はこれまで誰もが経験したことがない=前回の例ではどういう結末になったかわからない=怖い、不安、心配という感情が生まれやすい状況に、社会全体がなっているのです。
以前なら将来に不安なんて感じないよ!!という層でさえも不安が身近なものになっています。
注意したいのは、漠然と新型コロナウィルス感染拡大に不安を抱いているというだけでなく、新型コロナウィルス感染拡大+仕事のことが絡んで両方が不安となっている場合や、あとは新型コロナウィルス感染拡大が関係なくても、仕事のことで慢性的に不安を感じている場合です。
心に向き合ってストレスの解消を目指したり、不安と上手に付き合っていくなどの対処をしないと『もう外に出たくない・・・』というところまで追いつめられる可能性もあります。
対処方法については後ほど詳しく確認していきます。
仕事が不安で怖くなる原因について
仕事が不安で怖くなるというのは、そこに理由・原因が潜んでいます。
出社して勤務時間を過ごし、何のトラブルも問題点も人間関係の不具合も心配事もなければ、『スッキリ退社!』という感情で一日が終わるはずです。
しかし不安を感じているなら、理由があるのです。
理由は人それぞれ違います。
自分は何が理由になっているのか、把握することが大切です。把握すればそれぞれの状況ごとに不安と付き合うという対策ができます。
中には何が不安なのかわからないという方もいるでしょう。
その場合は『自分は何についてモヤモヤするのか』考えてみましょう。
- 会議が多い&会議の前になるとモヤモヤ⇒会議が上手くいくか不安に感じている
- 上司の顔を見るとモヤモヤする⇒上司との人間関係が上手くいっていないことが不安に繋がっている
- 特定のプロジェクトのころを考えると凄くモヤモヤする⇒そのプロジェクトが上手くいくか不安に感じている
という感じで、まず自分が何に不安を感じているのかわからないという方は、わからないと対処しづらいので、不安の大本を突き止めるようにしましょう。
仕事が不安なときの対処方法
何が不安なのか把握したら、さっそく不安という感情の改善に対処していきます。
このとき大切になるのが『不安の解消は気の持ちようと対策でできるのだ』と思うことです。
不安の感情に支配されている状態にあると、多くの方はマイナス思考になっています。
思い込みとは凄いもので、心理学の研究では『凄い薬だ』といわれて与えられて、それを信じたうえで飲むと本当の薬のような効果があったことが知られています。
人間の身体が薬のような効果まで発揮してしまえるということは、不安というあくまでも感情の面での問題なら対処できるのは『むしろ当たり前』といえます。
もし不安との付き合いで疲弊し、マイナス思考になってしまっているという方は『自分には不安を解消することができる』とじっくり自分に言い聞かることも、並行して行うといいでしょう。
1、情報収集をすることで心を落ち着ける
情報収集というのは不安を解消するために有益になることが多いです。
例えば新型コロナウィルス感染拡大による漠然とした不安なら、公的な機関が掲載している情報などをしっかり調べて、自分がどのように対策を取るかをルール化することにより、『どうすればいいだろう』という不安を解消しやすくなります。
反対に、不安になるから最低限しか情報を調べない・・・という手段もあります(これは芸能人などがよくやります)
情報が多すぎて不安になっているのか?
それとも情報が少なすぎて判断できないから不安になっているのか?
自分がどちらの原因を抱えているのかによって対処していきましょう。
仕事に不安を感じている場合でも、徹底的に準備して『もうこれ以上はやりようがない』というところまでやったり情報収集したりすることも大切です。
まだまだできることが残っている段階で不安を感じたところで、どうしようもないのです。
だったらとことんできるとこまで突き詰めて、それから不安を感じるぞ!!と、気持ちをコントロールするのもありです。
とことん突き詰めている時間がない、とことん突き詰めようにも疲れ果てているからここまでしかできない・・・という状況だとしたら・・・そこまで頑張った時点で凄いことなのです。それはそれで仕方ないので、『受け入れる』ほうに視点を当てるのもいいでしょう。
『この状況では不安はあるものだから仕方ない。だから不安も受け入れて不安と一緒に時間が過ぎるのを待つ』と考えてしまうのです。
消そうとするとプレッシャーになりますが、もう仕方ないよねと受け入れてしまうことで案外楽になる場合もあります。
2、考えても対処できないこととできることを振り分ける
とにかく不安に感じている物事についてとことん突き詰めてできることは全部やってしまって、もう手の打ちようがない=あとは時が過ぎるまで待つ・・・という対処をするか、受け入れて時が過ぎるのを待つか・・・どちらがいいのかは状況と個人の性格によっても変わってきます。
すなわち不安と付き合うには、とことんできることをやってしまうか、もしくはこれ以上何かをするのではなく不安がある現実を受け入れて不安という感情も肯定して時間が過ぎるのを待つか・・・という2パターンに分けることができます。
自分でどちらの対処をするか選べる場合と、そもそも選べない状況(どちらかの対処方法しか取れなさそう)という場合があります。
不安に感じていることは、対処方法を選べるのか、選べないのか。
選べるならどの対処をするのが自分にとって楽になるのか、そういう感じで振り分けていくことも不安解消に大きく役立ちます。
3、将来のことを考えて行動を考える
将来について漠然と不安を感じている場合は、将来自分はどうなりたいのか明確なビジョンを持ってみるのもいいでしょう。
『〇〇になりたい』『△△ができるようになりたい』
それは人それぞれ違うでしょう。
自分のなりたいものになるためには、どうしたらいいのかを考えてみましょう。
資格が必要なら資格取得の勉強を始める、会社内で特定の立場になりたいなら会社でどのような実績を上げていけばいいのか考えてみるなどなど。
将来なりたいもの、できるようになりたいことのために、『今できること』に目を向けます。
今できることを全力で取り組んでいると、不思議なことに精神的に余裕を感じやすくなります。もしくは余裕を感じられなくても今できることをやるのに忙しくて不安を感じている暇がなくなります。
このように、将来への不安は『漠然としている』からこそ明確に対処していくことができるのです。
ただし、色々な不安が絡み合って疲れ果てた結果『将来への不安』という形で現れている場合は、将来のために頑張る前に一旦休んだほうがいいです。
カウンセラーでも、家族でも友達でも、話を聞いてもらうとリラックスしやすくなります。
心の疲れが肉体的な疲労に繋がったり不安を巻き起こしたりするので、話すことは大切です。
極端な話、信用できる友達がいなくても、お金を払ってプロに1回聞いてもらうだけでも案外スッキリします。
どうしようもなく疲れた結果、メンタル全体が不調で不安感に悩まされている方は、自分の取り組みで目先の不安だけを解消しようとするのではなく、周囲にサポートしてもらったり話を聞いてもらったりしましょう。
不安は消えるものではなく付き合うもの
不安というのは人間に備わっている感情です。
出てくる頻度は個人差があるとはいえ、人間に備わっているというということは生命活動に必要な感情なのです。
ある程度安全面や生活が保障されている現代の世界では、不安がマイナスのもの、良くないものとして認識されていますが、生きていくために必要な正常な感情だと思えば、『不安ってやつは何とかしないと』と焦っていた方も力を抜けるのではないでしょうか。
そもそも備わっているものなので、特定の物事・案件に絡む不安は時と共に解消したとしても、不安という感情の根本自体は消えません。
つまり別の物事・案件になればまた顔を出す可能性があるものなのです。
根本が消えないということは、上手く付き合っていくようにしなければいけません。
幼稚園、小学校、中学校と子供時代を過ごしていく中で人間は他人との付き合い方を学びます。『これをしたら相手が傷つく』とか『自分はこれをされると嫌だ』とか、経験を持って学んでいくわけです。
不安との付き合い方も同じです。経験と慣れで簡単に対処できるようになります。
仕事の不安とストレスがすごい
仕事の不安とストレスが凄い場合、まずは何が不安なのかを分析してください。
『〇〇の業務が苦手で毎回事前に不安になる』とか『〇〇の業務が上手くできないから不安』ということがあるはずです。
漠然と仕事自体すること自体が不安という場合、慣れるしかないというのは多くの方が承知のところ。新入社員とか、引きこもりでブランクがあったところから就業した方などは、慣れてしまうまでの不安は受け入れるものだと、良い意味で諦めてしまうのもあいです。
仕事自体ではなく、特定の業務が不安な場合に取れるのは大抵の場合・・・
1:その業務に慣れる、2:上司に相談する、3:徹底的に準備する
というだいたい3つの対処法が候補に上がります。
勤務時間中に1つのことだけを延々と繰り返す仕事はそう多くなく、多くが職種自体は同じにカテゴライズされてもその中で複数の業務をこなしていきます。
だからこそ『こっちの業務はいいんだけどあの業務は苦手』というのはあっても珍しくありません。
その苦手な業務について『上手くできるかな?』『大丈夫かな?』と不安になっているなら、もう慣れてしまうというのも選択肢です。
どんなことも慣れてしまえば負担は軽減しやすくなります。
そもそもその業務について『できていない』『失敗してしまう』だから不安という場合は、どこができていないのかを分析して、できるようにするためにはどうしたらいいか考えてみましょう。
慣れればできるようになるのか、ケアレスミスをしないように何度も繰り返し確認したほうがいいのか。どうしたらいいか頭で判断できたら、準備万端というくらい準備してミスを失くしたり、できるようにしていったりしましょう。
・・・それでもダメだったりどうしたらいいかわからなかったりするときは上司に相談しましょう。
上司がパワハラなどで相談できない、本当にその職場に相談できる人材が1人もいない(人事なども含めて)
ということであれば転職を考えるのも1つの選択肢になります。
不安を感じやすい方の多くは真面目で『逃げるのはよくないこと』と考えているケースが多いです。
確かにできることを投げ出すのは良いこととはいえませんが、それよりも自分のことを考えたほうがいい状況だってあるでしょう。
状況を分析したうえで転職がいいなと思うのであれば、自分の人生なので転職しようか真剣に考えてみるのもありです。
改善するにはどうしていけばいいか
仕事で巻き起こる不安への対処方法、改善方法についてまとめていきましょう。
まず、不安は人間に備わっている必要な感情なので、完全に退治してやろうとはしないことです。
『不安があるのは正常。だって人間だもの』と受け入れて、そのうえで都度の不安のうち自分で対処できるものは対処していったり、対処できないものは受け入れて待ったり。上手に付き合っていくことが大切になります。
対処方法は状況に応じて、また個人の性格や気質によっても変わってくるので、臨機応変に。自分にとって良い対処方法を選択していきましょう。
業務に不安があるならミスをしていないか事細かにチェックする
業務で苦手なものがあったり、いつも失敗してしまったりするから不安を感じるなら、その業務をいつでも最低限にはこなせるように慣れたり事細かにチェックしたりするようにしましょう。
ケアレスミスをするという方は、作業の順番をメモに書いて常に確認しながら進める、作業後にいつもミスが発覚する方はチェックリストを作ってミスがないか何度も確認しつつ進めるなど。
そうして土台の準備を万全にしていると・・・いつの間にかあんなに不安を感じていた業務がスムーズにできるようになっている・・・こともあります。
順番を書いたメモやチェックリストではどうしようもない、取引先の問題などによる不安については、とりあえず現時点でできること準備としてできることはとことんやって、あとは不安を受け入れるという風にすると不安にも向き合いやすいでしょう。
特定の事柄が不安なら上司に本音を話すか慣れるか
自分側でどれだけ準備してもどうしようもない事柄で不安を感じる場合だって、世の中にはあります。
その不安が、上司に本音を話すことで改善の可能性があるなら相談するのも良しです。
そもそも解決策がわからない事でも相談するのも良しです。
上司は部下を管理する責任がありますので、部下の不安が、部下なりに全力を尽くしたり考えたりしてもどうしようもないことなら相談に乗るのが一般的です。
一人で抱え込んで疲れ果ててしまうよりは、上司を頼るほうがいいこともあるのです!
ノルマについては今できることを知るしかない
営業ノルマのある業務に従事している方もいるでしょう。
営業ノルマはプレッシャーや不安に繋がりやすいですが、全力を尽くした後の結果は予知できません。営業ノルマの無い事務職で、ここからここまでの範囲の書類を片付ける・・・というように、やれば終わることが明確に分かっている場合と違い、営業ノルマについては自分だけでどうこうできない部分もあります。
チェックリストを作っても徹底的に確認しても、営業ノルマの対象となる他人(お客さん)がいるので仕方ないのです。
まずは、『営業ノルマがあるんだから不安を感じているのは仕方ないこと』と、自分の感情を受け入れましょう。
そのうえで今の時点でできることに目を向けましょう。
何かあるなら、そこに全力で対応するのもいいでしょう。
もう後は何もできることがない・・・という状況なら、不安を感じている自分を否定せず『人間だから仕方ないよ』と受け入れて時間が経過し、結果が出るのを待つようにしましょう。
仕事量や業務過多の場合は周りに相談が必要
先ほど上司に相談するという対処方法に触れましたが、状況によっては必ずしも上司でなくていいのです。
上司ではなく同僚や先輩に相談することで不安解消の糸口が見えることもあるでしょう。
さらにはお金を払ってカウンセラーを頼って話を聞いてもらうだけでもスッキリする場合があります。話しただけで解消されるというタイプの不安もあるのですよ!
例えば占いを利用する方の中には『どうしたらいいか』と解決策を聞きに来る方の他に、占い師のアドバイスよりも『話を聞いて欲しい』という方もいるのです。
そういう方は、仮に占い師が的確なアドバイスをしていないとしても『占いのおかげでスッキリした。ありがとう』という感想を抱きます。
そう、話を聞いてもらうというだけでも、時と場合によってはそれくらい大きなスッキリ感がやってくるのです。
世の中には友達がいない、話せる同僚がいないという方もいます。
だから話せない・・・と悩んでいる方もいますが、お金を払って聞いてもらうでもいいのです!!友達がいなくたって何も恥じることはありません。
プロにお金を払って聞いてもらうことでスッキリできて不安を解消できるなら、そういう対処法を選択することもありです。
複数の対処方法を上手に組み合わせてバランスを取りながら進めていくのもありですよ!
仕事内容が難しくてストレスならやれることはやって無理なら転職もあり
仕事には向き不向きがあります。
どうしても向いていないことだって世の中あるのですよ。
どうしても向いていないことをやっていて、やれることは全部やろうと頑張ったけどどうしようもなく疲れてしまう・・・という場合、自分の人生のために転職するのもありです。
転職した先が絶対満足できる職場とは限らないので『安易に』行動してしまうのはダメですが、自分の心に向き合って情報収集して転職を候補にするのは自由です。
人間関係の不安とも上手く付き合う道を見つける
仕事に関連する人間関係の不安は色々な種類があります。
- 職場の人間関係全体が悪くて不安
- 上司や先輩など特定の相手との人間関係が悪くて不安
- 取引先の相手との人間関係が悪くて不安
- 自分の立場に不安がある
などなど。
人間関係が悪いときは、一旦先入観を置いて、相手の良いところを(無理そうでも頑張って・・・)見出して、相手を尊重して接してみましょう。
人間はそもそもの特徴では誰でも感受性が優れています。心理学の世界でも自分を嫌いな相手のことは嫌いになり、好きだと思ってくれる相手のことは不思議と好意的に見る・・・というのはよく知られています。
言葉で好きか嫌いか伝えなくてもなんとなくわかる・・・これ、多くの人間が『そんな特殊能力みたいなことないでしょ』と考えるのですが、不思議とわかることって多いです。
つまり、自分自身が言葉にしなくても『こいつ酷い奴だな』とか『性格悪すぎて関わりたくない』と考えていれば相手に伝わって相手が冷たくなる場合があるので、まずは一旦先入観を置いて相手の良いところを見出して、心の中で相手を肯定して接してみましょう。
それを頑張ってもどうしようもない・・・というときには、できるだけ関わらないでいい方法を模索するか、特定の相手に仕事で怒られるのがストレスという場合などはそもそも相手が指摘できないくらい徹底的にミスがないかなど確認して熱心に仕事をしてみるのもありです。
そこまでやっても怒られたら言いがかりに近いです。
相手よりも上の立場の方に相談してみるか、それもできないなら自分を守るために転職を検討するのもいいでしょう。
人間関係が悪いのではなく、リーダーや上司、新人教育という上の立場に自分が任命されたことによる不安と戦っているなら・・・完璧な人間なんていないと受け入れるようにしましょう。
自分にできること、自分にできないことを理解し、どういう存在になっていくか。自分の部下や後輩のことも考えながらまとめていきましょう。
自分の立場が上になったことによる不安は完璧にこなさなきゃという強い思いから出てくることが多いので、まずは『そもそも完璧な人間なんていない』と理解しましょう。
完璧な人間いるよ!〇〇さんとか!と、具体的に思う相手がいるとしても・・・それは一部分だけを見てそう判断しているだけで、完璧な人間はいないのです。
しかし自己分析と他人への思いやりをもってより良い上司・先輩・リーダーなどを目指すことにより、その〇〇さんのような人間になっていくことはできます。
焦らずに少しずつ進んでいくことが大切です。
年齢がきっかけで不安になることがある?
20代は仕事のことや将来のことで不安を感じやすい年代だといえます。
若くてエネルギーもある20代の期間。若さゆえに多少の失敗は大目に見てもらいやすいので、将来のためにチャレンジしていく期間だと捉えましょう。
30代中ごろ以上になってくるとだんだんとエネルギーだけでは誤魔化せなくなってくるので・・・チャレンジは20代のうちに行って、不安を感じても向き合っていくと良い経験になるのではないでしょうか。
30代は出世の状況が見えてきたり会社のことがよくわかってきたり将来のために転職するべきか迷ったりしやすい年代です。
しかし社会人経験もある程度積んでいることから『転職したら絶対に今よりよくなるとは限らない』こともよく理解していて、転職したい気持ちがあってもどうするべきか悩む方は多いです。
転職エージェントに相談したり、自分のキャリアとスキルを考えて気持ちに向き合う時間を作ったりして、よく考えるようにしましょう。
年齢・年代きっかけで不安がある・・・すなわち何歳でも不安ってあるものなので、上手に付き合っていきましょう。
会社への不安に悩まされる方もいる
会社の将来性に不安がある場合はその会社に属しながら不安の解消を目指すか、転職して不安そのものを解消するか。どちらがいいかは未来にならないとわからない部分があります。
しかし自分が『これでいい』と結論を出し全力で挑んだのなら、その先で不安感が続こうが何だろうが結果的にはそれが道だったのです。
メンタルが原因で不安を感じているときはどうすればいい?
メンタルに不調を感じて不安になる方は、職場でストレスを溜めているか、自分に自信がないかというケースが多いです。
職場の人間関係や業務が理由なら先に触れた対処方法に注目しましょう。
自分に自信がない場合は、毎日業務でもプライベートでも小さな目標を立ててそれをクリアする積み重ねをしていきましょう。するとだんだんと自信が付いてきます。小さな成功体験だとしても、塵も積もれば山となるです。
また、業務がきちんとできているか自信がないなら、上司や先輩に相談して素直に気持ちを話してみるのもいいでしょう。
そこで『できている』と褒められれば自信になりますし、改善点を言われたとしても改善できればそれが自信に繋がります。
自信がない方はいきなり自信満々の芸能人みたいなタイプになろうとするのではなく、小さなことからコツコツとやっていくことが大切です。
経歴や学歴で不安を感じる方は目の前のことを着実に!
経歴や学歴が理由で今後仕事するうえで不利なるかもしれないと不安を感じても仕方ありません。
不安をなんとかしたいときには目の前のことを着実にこなしていきましょう。
こういう状況になったら自分と向き合おう
不安を感じるとき、対処したり受け入れたりは人それぞれですが、こういう状況になったら自分と向き合ったほうがいいというものについて。
以下で確認していきましょう。
仕事の不安がきっかけでミスを連発している
仕事の不安が原因でミスを連発している場合は自分と向き合って、不安をどう処理するか決めることと、ミスをしないために自分がどうすればいいのかを分析しましょう。
ミスは次のストレスを運ぶリスクがあるので、不安きっかけのミスはしないように対処していきたいところです。
仕事の不安で夜眠れなくなっている
仕事の不安で夜も眠れないときには周囲に相談したり、プロのカウンセラーに相談したり。ヘルプを求めましょう。
ここまでの状態になると仕事で無理するよりも心身の健康のほうが大切です。
ストレス解消や不安解消には運動やアロマも役立つ
ストレスや不安の解消には、軽い運動やアロマを使ったリフレッシュも役立ちます。
マッサージをしてもらう、女性ならエステに行くでもいいでしょう。
ストレス解消をしたら、ストレスと絡まっていた不安がちょっと解消されることもあります。
不安を頻繁に感じる方は繊細だったり思慮深かったり、色々なことに気付きやすい性格をしていたり気を遣いすぎていたりします。すなわちストレスは溜まりやすい傾向なので、こまめな発散は大切でしょう。
仕事の不安に押しつぶされそうで眠れないなら転職すべき
ストレスや不安が多大でありながら改善のめどが立たないようなら転職もありです。
ただ、感情に任せて転職すると決めるのではなくきちんと情報収集したり、自分は本当に転職を望んでいるかと向き合ったりすることも大切です。
仕事の不安を解消するために転職するのはありか?
仕事の不安を解消するための転職は、個人の人生の問題なので、自分が望んでいるならありといえますし、本当は望んでいないけど現状から逃れるためだけに転職したいならなしに転ぶ場合もあります。
あくまでも自分の人生です。
周りがどうとかよりも自分が本当に望むものに目を向けたり、転職した結果自分の理想に近づけるかに目を向けて(将来のことも考えて)結論を出しましょう。
パワハラやブラック企業などすぐに離れたほうがいい場合もあるので、上記はあくまでも、すぐに離れたほうがいい状況というわけではないけど不安により転職したい場合を前提にしています。
情報収集とサポートを求めるなら転職エージェントを利用する
転職すると決めたら情報収集が大切になります。
情報収集のお手伝いや転職活動のサポートを求めるのであれば、転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントは転職希望者の希望条件やスキルに合わせて求人を紹介してくれたり、応募にあたり書類の添削や面接対策をしてくれたりします。
転職活動初心者の方でもやり方を教えてもらえますし、サポートしてもらえるから孤独になりづらいというのもメリットです。
転職サイトはいろいろありますが、
dodaとマイナビへの登録が基本です。
不安を理由に転職することを決意したら、転職エージェントを利用するか、それとも自分で求人サイト経由で応募するかも自己判断です。やりやすい方法で転職活動をしていきましょう!
『まとめ』不安とは上手に付き合おう
今回の記事では社会人の『不安』に視点を当てました。
不安は根こそぎ消すことはできませんが、上手く付き合っていくことはできます。不安に対処しながら充実した社会人生活を目指しましょう!
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