社内ニートを脱出。楽しいようでつらい。新卒や新人なのに社内ニートになる原因とは?

社内ニートを転職で脱出

社内ニートとして過ごしているとき「それでもお給料がもらえるなんてラッキー!」だと考える方もいれば「気が滅入って通勤がつらい」と考える方もいます。

今回の記事では、社内ニートを脱却したい方に向けて、社内ニートの脱却方法(改善方法)と、社内ニートになってしまった原因を中心に解説していきます。

ニートにおすすめ就職サイト!ニート就職が無理とか出来ないは嘘

今の職場にうんざりしている人。やりがいのある仕事を見つけたい人は「マイナビ」と「doda」に登録してみましょう【無料】

転職サイトはいろいろありますが、
dodaとマイナビへの登録が基本です。

ハイクラス(年収500万クラス)&ホワイト企業選びならdodaがいいでしょう。就活・転職大手のパーソルグループの運営です。業界最大級の求人数ですので、ひとまず登録することをおすすめします。dodaであればブラック企業は完全排除しているので安心して就職活動出来ます。

【ホワイト企業に転職】dodaに相談

マイナビエージェントは求人情報サイト、CMでもお馴染みのマイナビが運営している転職エージェントです。 20代の転職希望者に人気があり、書類添削はもちろん模擬面接など親身になってくれるサポート体制が高評価を獲得しています。

マイナビエージェント公式サイト【無料】

社内ニートは楽しいようでつらい?

社内ニートは楽しいようでつらい
社内ニートが「つらい」かどうかは、人によります。

社内ニートになったと実感したときの反応は様々。「楽しい」「ラッキー」といった前向きな反応をしてそのまま気楽に過ごす方もいれば「このままでは居場所がない」「周りと気まずい」と辛い気持ちを抱えて過ごす方もいます。

前者はメンタルが強くマイペースな性格に多く、後者は真面目で繊細な性格に多いです。

つらいと感じてしまう方にとっては「退職」が頭をよぎるくらいの大問題です。

そもそも社内ニートって何?

そもそも社内ニートって何
社内ニートとは、以前は「窓際族」という言葉で表現されることも多かった、企業に所属して働きながら仕事がなく就業時間中に暇をしている社員のことを指します。

本格的に暇なのも暇疲れに繋がりやすく、それがつらくて退職してしまう例もあるくらい精神的に負担になることが多々あります。
家庭を持っているなら、それでも我慢するか転職先が決まるまで耐える方が多いですが、家庭を持っていない若い世代だと即座に退職の道を選択してしまうこともあるくら精神的に重大な問題に発展しやすいです。

新卒や新人なのに社内ニートにされてしまう原因って?

新卒や新人なのに社内ニートにされてしまう原因って
新卒、そして新人はどこの企業でも期待される立場です。
むしろ社内ニートどころか、先輩をつけて付きっきりで指導にあたらせて大切に育てる企業も多い中、それでも社内ニートになってしまったとしたら、それには原因があるかもしれません。

以下で、確認していきましょう。

1、仕事をサボっていたらだんだんと孤立

1,仕事をサボっていたらだんだんと孤立
仕事をサボッていたらだんだんと孤立というのは、社内ニート化する原因で新人、ベテランといった立場に関係なく挙がることです。

テンプレとして一般的に理想といわれる社員とは。

・職場で毎日、真面目に業務に取り組む
・自分の担当業務の手が空いたら、進んで周りを手伝おうとする
・周りが残業していたら合わせて残業して仕事を手伝う

上記のような特徴をバランス良く持つ社員が好まれ、重宝されやすいです。

しかし、社内ニート化してしまう方のそもそもの職場での態度を辿ると、手が空いたときに自分だけ休憩のような時間の使い方をしていたり、周りが残業で困っているときも定時で退社したりといった、いわゆる「協調性がない」と判断される行動を取っていたパターンが多々あります。

日本では社員が働きすぎという風潮もあるので、手が空いたときに多少のんびりしても自分の仕事だけ片付けて残業をしなくても、それが絶対に悪いとはもちろんいえないことです。

プライベートを重視する働き方を選びたい方がいるのは自然なことで悪くありませんが、たまたま「その職場」の雰囲気に適していないために、だんだんと周りの社員からみて「あの人に頼んでも仕事してもらえそうにないから」と、社内ニートに追いやられていくことがあります。

2、そもそも仕事が少なくて暇な部署だった

2,そもそも仕事が少なくて暇な部署だった
そもそも仕事自体が少なくて暇な部署故に、周りの社員には悪気はないものの社内ニートになってしまうこともあります。

正社員で新人だと仕事を覚えてもらおうとして何かしらの用事を与えられたり、暇な時間でも「資料やマニュアルを読んで待っていて」と、何かしら時間を潰すための指示をされることがあるので、社内ニートになるとしても新人卒業以降になることが多いですが、この場合に最初から社内ニートになりやすいのが「派遣社員」として入社している方です。

派遣社員は直接雇用ではなく派遣会社から派遣されている、いわば外部から手伝いにきてくれている「お客様」でもあるので、仕事の割り振りの優先順位は最後。
また、「派遣社員をあまり無理させてはいけない」と、考えている企業、部署も多く、良かれと思って社内ニート化してしまうこともあります。

人によっては社内ニートは精神的につらく、退職理由にもなりえます。
もし、部署がそもそも暇すぎて、そして周りの気遣いで社内ニートになってしまいつらいときは素直に相談してみるのが、おすすめです。
こちらについては後程、社内ニートから脱却する方法の解説でもご紹介します。

3、コミュニケーション不足や人間関係のトラブルにより社内ニート化

3,コミュニケーション不足や人間関係のトラブルにより社内ニート化
コミュニケーション不足や人間関係のトラブルにより社内ニート化している場合。こちらは社内ニート化の理由の中でもトラブル要素が特に強く、改善について早急に対応したほうが良いです。

コミュニケーション不足というのも「あえて他人とコミュニケーションを取りたくない」「他人に迎合するのが嫌だ」という強気な一匹狼型の性格故の方もいれば、「仲良くしたいのに先輩や上司に嫌われてしまった」という方もいます。
前者はメンタル的に強い方が多いですが、後者に該当する方にとっては多大なストレスが降りかかっているはずです。

さらに社内ニート化させるというのが先輩や上司の判断であれば、この場合は「弱いものいじめ」に当たる可能性もあります。
社内ニート化させて孤立させるのは、先ほど1と2で紹介した「社内ニート化した側に原因がある」と、「仕方ない原因がある」というパターンと違い、「嫌がらせ」です。

直接的に暴言を使ったり、いじめと取れる態度を取ったりすると自分たちの立場が悪くなることから、あえてその方法は選択せず、無言の圧力で精神的に追い詰めるというなかなか非道なやり方です。

精神的に傷付きやすい方にとっては、この方法はとても追い詰められやすく、直接的に嫌がらせを受けないことから「もしかして自分が悪いのではないか」と、自分を責めやすくなってしまいます。

ただし、「誤解」ということもあるので、原因がこちらの内容だと感じる方は一旦冷静に考えて判断しましょう。

社内ニートは退職前のおじさまのポジション?

社内ニートは退職前のおじさまのポジション
社内ニートは、基本的には退職前のおじさまが陥ることがあるポジションです。
ただし、退職前のおじさまは社内に居た期間も長く、大抵の同じ部署の社員たちの「先輩」にあたることから、居心地が悪いと感じて退職まで検討してしまう方は意外と少ないかもしれません。

コミュニケーションがあれば、退職前ののんびり期間と判断して普通に過ごす方が多いようです。

それに対して、新卒や新人の社内ニートがいるのも事実。数は少ないですが、実際に出てくることもあります。
退職前のおじさまと比べると、新卒や新人は入社して一番日が浅い立場ということも多いので気まずさは段違い。
「社内ニート」というと言葉がまろやかですが、けっこうキツイと感じるかもしれません。

退職届けを出す前に社内ニートから脱却する方法を実践しよう!

退職届けを出す前に社内ニートから脱却する方法を実践しよう!
社内ニートがつらいと、時に退職を検討する方もいますが、せっかく入社した企業ということで早急に退職するのはもったいないです。

もし、退職したい理由のほとんどが「社内ニートだから」というもので、それさえ改善されたら「後はまったく問題ない」or「それ以外の問題は退職理由にまで至らない」ということであれば、一旦ストップ!!

退職届を出す前に「社内ニートからの脱却」を目指して行動してみてはいかがでしょうか。

今よりも待遇の良い仕事、お給料の高い仕事に出会える可能性はありますが、そうではない可能性もあります。
せっかく入社できた企業。
最後に1回くらい挑戦してから辞めても遅くないのではないでしょうか。

1、上司や周りの人に素直に相談してみる

1,上司や周りの人に素直に相談してみる
まずは、手っ取り早い方法。
上司や周りの同僚、先輩社員に相談してみることです。
職場に話やすい相談相手がいるなら、その相手に相談してみたり、そのような相手がいないなら上司に相談してみたりして、現状を改善したい気持ちを伝えましょう。

大抵の企業なら「働きたくない」といわれるのは困りますが、「もっと働きたい」というのはむしろありがたい要望です。
普通に考えたら改善策を提案してくれたり、仕事を増やせるよう努力してくれたりします。

ちなみに、配属されている部署の人間関係自体が上手くいっていなくて同僚にも先輩にも直属の上司にも話したくないけど、社内ニートさえ脱出できれば会社は辞めたくないということであれば、もっと上の立場の方か、専門部署に相談しましょう。

企業によっては、社員向けの相談窓口といいますか、パワハラやセクハラの相談、仕事のストレスに関連する相談ができる専門の窓口(コールセンター等)を用意していることがあります。
そちらに電話して、人間関係のトラブルから社内ニートになってしまったことを話して改善策を相談するというのも1つの方法です。

企業によっては、話し合いの場を設けたり、部署の移動が叶うことがあります。

配属されている部署を越えた相談になると、社内ニートを改善したくても「行動に移せる人」と「行動に移せない人」に分かれてきます。相談後に気まずくなってそれはそれでつらいと感じる方もいますが、どちらにせよ社内ニートが嫌で退職届を出す予定だったのなら、試してみて、その結果会社にいるのが嫌だったら退職すれば良いのではないでしょうか。

2、現状は変えられなくても前向きに考え方を変えてみる

2,現状は変えられなくても前向きに考え方を変えてみる
社内ニートを脱却したいとき、「状況自体を丸ごと変えることを目指す」というやり方が上記でご紹介したやり方です。
それに対し、「状況をあえて変えない」というやり方もあります。
というのは、「状況」ではなく「考え方」を変えてみるという方法です。

社内ニートになった結果、退職を検討する理由といえばこちら。

・暇すぎてつまらない
・このままずっと職場に居ても何も得られない
・成長できない
・周りからの目が気になる
・給料泥棒しているようで抵抗がある

考え方を変えると・・・

暇すぎてつまらない
⇒「のんびりしていて給料もらえるなんてこのご時世でかなり恵まれた立場にいる!感謝しよう!」
このままずっと職場に居ても何も得られない
⇒「独学で資格の勉強してもっと社内に必要とされる人材にステップアップして、社内ニートでいられない状況を作る」
成長できない
⇒「職場は踏み台。成長できるかは経験と知識次第。自ら積極的に仕事を模索して、それでも仕事がないなら受け入れてこっそり資格の勉強に時間を使う」
周りからの目が気になる
⇒「周りとの人間関係は上手くいっていないかもしれないけど、ここに居る限りお給料をもらえる。周りの目を気にするという勤務時間を過ごす代わりに、楽してこれだけの月給をもらえる。なんて割りの良い、ありがたい仕事なんだ!!メンタルも鍛えてもらえるし、最高!!」
給料泥棒しているようで抵抗がある
⇒「部署が社内ニートという結果を享受している以上、会社としてはそれで良いと判断しているということ、決して給料泥棒ではなく正当にお金をもらっている。ラッキー。良い仕事を見つけた」

いかがでしょうか。
考え方を変える、視点を変えると、一見マイナスなことでもプラスに転じて受け止めることが意外とできてしまうものです。
脳は思い込みの力が強いといわれています。
本当に真剣に、プラスな考え方を徹底すれば社内ニート=つらいことと、現状感じてしまっている方も、感覚が変わっていく可能性があります。

もちろん、ただ、考え方を変えて、社内ニートを受け入れて生涯勤めあげるのが正しいかどうかは怪しいことです。
しかし、1つの状況が永遠に続く可能性というのは正直、少ないです。
現状社内ニートでも、自ら進んで手伝おうとする意志をみせたり、資格の勉強をしたりすることで周りの目が変わり、いつの間にか社内ニートではなくなっているかもしれません。

3、無理やりにでも手伝おうとする

3,無理やりにでも手伝おうとする
こちらは精神的にタフな方向きですが、周りの社員に「手伝うことありませんか」と、聞くという方法です。

1人、2人にではなく部署全員に聞くことを毎日繰り返せば、何となく気持ちを察してくれて仕事を回してくれる人が出てくるかもしれません。
断られて、完璧に社内ニートな日が続いたとしたら、先にご紹介した「考え方」次第。
こっそり勉強の時間にあてる等して過ごすのもありです。

社内ニートからどうしても脱出を決めたらすること

社内ニートからどうしても転職を決めたらすること
相談や考え方の変更や周りに聞いてみる等の対応をしてもやっぱり辞めたいとき、そもそもその対策を取れるほど頑張れそうにないとき。
それはそれで仕方ありません。
前を向いて、よりよい働き方、職場を目指して行動に移しましょう。

まずは、退職して空白期間を空けてしまうよりは在職中に転職という形で、新しい就職先が決まったら退職するというやり方のほうがおすすめです。
空白期間ができて、就活が万が一長引くとその分お金も入らず精神的に負担になりやすいからです。

以下では、退職を決めたら始める転職準備について1つずつ解説します。

1、適性チェックをして向いている仕事の候補を知る

1,適正チェックをして向いている仕事の候補を知る
社内ニートになった原因が、仕事をあまりしなかった等、少なからず自分にある場合は「適性チェック」をしてみるのがおすすめです。
現職で最初から仕事に興味が持てなかったとしたらその原因は適職ではなかった可能性があります。

このようなきっかけで社内ニートになった方は「自分は仕事ができない人間なのではないか」と、悩んでしまうこともありますが、適職さえ見つかれば普通に興味を持って楽しく仕事をする方が多いです。

適職を調べるとき、シンプルに「自分の好きなもの」を紙に書き出して、その中でも特に仕事にしたいものを考えたり、もしくは現状で間接的にでも仕事にすることが可能かどうか考えたりするという方法。

それ以外だとインターネット上でも無料の適職診断は多数あるので、そちらを使って調べる方法。

そして、友達や家族に「何が向いてそうか」相談してみる方法。

転職エージェント(後ほどご紹介します)の適職診断を受けてみるという方法。

適職の探し方は実は色々あります。
転職するなら、どうせなら向いている仕事のほうが楽しく働ける可能性が高いので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

2、求人情報サイト/転職エージェントに登録してみる

2,求人情報サイト転職エージェントに登録してみる
転職を決めたら求人情報サイト、そして転職エージェントに会員登録してみましょう。

転職専門の求人情報サイトはきちんと情報を登録するとスカウトがくることもあります。
企業側には匿名で転職専門の求人情報サイトを使えたり、現職の企業を登録しておくとその企業には情報がわからないようにしてくれるプライバシー管理もされていて安心して利用できるものが多いです。

求人情報サイトにも色々な種類がありますが、現職の企業にバレたくないときは転職専門のものを選ぶのがおすすめです。

そして転職エージェントは、求人情報サイトと違い担当者が付き、希望条件と経験をもとに適している求人を紹介してくれます。
転職エージェントの担当者には社内ニートになったから退職するという事実を伝えることは問題ありません(ただし、エントリーシートや企業面接時にはそれは伝えないほうが印象が良いです)

転職エージェントの担当者に話を理解してもらえば、対策等も一緒に考えてくれたうえで適している求人を探してくれるのでおすすめです。
ちなみに、転職エージェントでは適職診断をしてくれることもあるので、次にやりたいことがわからないという方も気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

素早く転職先を見つけたくて仕方ないときは、転職専門の求人情報サイトにも転職エージェントにも両方登録しておきましょう。

リクルートエージェントは業界最大級の求人数!
リクルートエージェントは、その求人数が最大の魅力です。転職活動をする人のほとんどが登録します。

リクルートエージェント 公式サイト【無料】

3、社内ニートしながらこっそり資格の勉強

3,社内ニートしながらこっそり資格の勉強
「退職する」ことは決意しても、転職時期が至急ではないなら転職先の条件や待遇を良くするために資格を取得して、取得できたら転職活動というやり方もあります。

社内ニート期間にこっそり勉強して、残業もせずに帰宅して帰宅後も勉強。
そのようにコツコツ勉強して、ビジネスに役立つ資格を取得。
社内ニートでお金はしっかり、固定で稼ぎながらスキルアップのための資格の勉強もできて転職準備もできる。
これはこれでとても恵まれていて、最高ではないでしょうか。

社内ニートを継続することで精神的に負担が多いという方も「資格を取ったら辞めてやる!」と考えると、毎日楽しく過ごせるかもしれません。

まとめ!社内ニートは「社内で頑張る」か「転職」の2択

今回の記事では社内ニートになってしまった原因として考えられることと、社内ニートから脱出する方法を中心にご紹介しました。
社内ニートは人によってはとても「ラッキー」であり人によってはとても「つらい」ことです。
もし、つらいと感じているなら、改善策を考えて行動しなければいけません。

社内ニートになったら、「社内で頑張る道を進む」のか、「転職して新しい環境でやり直す」のか。選択肢は2択です。
どちらを選んだほうが良いのかは、人によってそれぞれ違いますが、どちらを選んだとしても、前向きでいることが大切です。

転職をする道を選んだら、適職(希望職)を考えたり、転職専門の求人情報サイトや転職エージェントに会員登録したり、資格の勉強をしたり丁寧な準備をするようにしましょう。
転職活動は焦らず、しっかり情報収集することも大切です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です