フリーターの正社員になるための就職面接。中途採用の面接時の服装と自己紹介方法。

フリーターの正社員になるための就職面接。中途採用の面接時の服装と自己紹介方法。

フリーターを長く続けた後に正社員を目指して就活をするとき、多くの方が不安を感じます。
今回の記事では、フリーターの就職面接での自己紹介の内容や、服装等の就活マナーについて詳しくご紹介していきます。

フリーターから正社員になるには面接対策が必須!

フリーターから正社員になるには面接対策が必須!
フリーターから正社員を目指して面接を受けることになったら、面接対策は必須です。
事前準備なしのぶつけ本番でも、度胸がある方はそのまま乗り切れることもありますが、面接の場で聞かれることや面接の基本マナーというのは定番があります。「定番」があるのに、対策しないのは非常にもったいないです。

以下で解説していきます!

中途採用の面接時の服装を確認

中途採用の面接時の服装を確認
フリーターの方が正社員の面接を受けるとなると、「中途採用」で募集している求人になりますよね。
新卒、第二新卒向けの求人には応募できません。

新卒、第二新卒といえば面接時はリクルートスーツを着るのが基本です。

それに対し、中途採用の場合どうなるかというと・・・
ビジネススーツが基本です!

リクルートスーツでもNGということはありませんが、就職後も着用できるというメリットがあることからビジネススーツがおすすめです。もし、スーツ購入費が厳しくて手元にリクルートスーツだけがある場合は、そちらを着用しても大丈夫です。

リクルートスーツでも、ビジネススーツでもとにかくクリーニングにはしっかり出しておいて、ピシッと着用しましょう。

参考文!中途採用の自己紹介方法!

参考文!中途採用の自己紹介方法!
中途採用の面接の場での「自己紹介」参考文・・・

「本日は貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございます。

私の名前は〇〇と申します。現在、年齢は〇〇歳です。学歴は、〇〇年に〇〇大学〇〇学部を卒業しました。大学卒業後は〇〇でアルバイトとして勤務していて、現在も就業中です(※就活で退職している場合は「現在は退職し、就職活動を行っています」という内容に変えましょう)

本日はどうぞよろしくお願いいたします。」

アルバイトしか職歴がないとしても、可能であれば職務内容について語り自己紹介に織り交ぜるようにしましょう。
自己紹介は指定がなければだいたい1分~1分半目安ですが、面接によっては「3分自己紹介」と、面接官に指定されることがあります。指定された場合、ネタがないようであればアルバイトの職務内容に触れるのが定番です。

長年フリーターでいた場合の理由への回答方法

長年フリーターでいた場合の理由への回答方法
長年フリーターでいて初めて正社員を目指して就活をする場合、経歴はマイナスな印象になりすぎない程度に正直さを持って伝えるようにしましょう。
精一杯取り繕って事実を隠そうとしてもたくさんの人をみてきた面接官には見抜かれる可能性が高いです。

例えば「以前はフリーターのデメリットや、将来のことを真剣に考えていない面がありましたが、社会経験を積んできた中で今までの意識を反省して就活を決意しました。現在では就活のために〇〇(※資格の勉強/就活セミナーやスキルアップ勉強会/パソコンのスクール等)への積極参加をしています」

という風に、事実としてフリーターの道を選んできたものの、考え方が変わり反省して今は前向きに行動している旨を伝えましょう。

前向きさ、就活への熱意はとても大切です。

志望動機は前向きに!マイナスの表現はできればしないこと!

志望動機は前向きに!マイナスの表現はできればしないこと!
就活の志望動機は、どのような立場からの就活でもそうですが、「前向き」であることが肝心です。
内容の構成上、仕方なくマイナスな表現も必要なときは、その後すぐに必ず現在の前向きな状況を付け足して「変わっている」ことをアピールしましょう。
そして、誰かを責めるような現実に向き合っていないようなことは絶対にいわないようにしましょう。

中途採用の面接の流れ

中途採用の面接の流れ
中途採用の面接の流れの定番は、入室して、面接官に促されたら着席。そして面接官に聞かれたことに応える質疑応答。そして面接官から最後に、「何か質問はありますか?」と聞かれることがほとんどです。
このとき、何かしら業務や職場に関連する質問をしておいたほうが、熱意があると判断されることが多いようです。

中途採用の面接の流れも基本ベースは、大学生(新卒)の就活と同じだと考えて良いです。
違うことといえば、在学中のことに視点を当てない内容になっていることです。

職歴はアルバイトのみ!正社員になるの難しい?

職歴はアルバイトのみ!正社員になるの難しい?
中途採用の面接までこぎつけたものの、職歴はアルバイトのみ。正社員になるのは難しいか?というと、年齢や状況にもよりますが、20代~30代前半であれば門戸は広いです。門戸は広いものの、実際に入社までこぎつけるかどうかは、情報収集や自分の頑張りも大切になってきます。

1社2社の面接を受けただけでスパッと内定が出る方もいますが、何社も受ける覚悟を最初に持つようにしましょう。
何社も受けるのは珍しいことではなく、むしろ就活の場ではそれが自然です。
例えば何度か連続して不採用になったとしても、よくあることなので引きずらないことが大切です。

紹介予定派遣を使ったり派遣求人を探したりすれば短期でも職歴にできる?

紹介予定派遣を使ったり派遣求人を探したりすれば短期でも職歴にできる?
フリーターしか職歴がない、就活を始めてみたけど内定が出ない。
そのような状況が継続すると、求職者側が焦りを感じるのは自然なことです。

状況を打破しようと「職歴を作る」ことを意識する方もいます。例えば、現在のアルバイトが希望業種と違う業種の場合は、希望業種と同じ業種の企業に「派遣社員」として入社して業務を経験し、就活の場で自己PRに使えることを増やすという対処方法。

回りくどくはありますが、やり方やタイミングによっては確かに有利になることもあります。
また、場合によっては希望業種で紹介予定派遣(勤務期間満了後、双方同意のもとで正社員に切り替わる派遣社員制度)で募集が出ていることもあるかもしれません。そのようなタイミングに上手く乗れば、就活も別アプローチからスムーズに行くこともあるかもしれません。

しかし、この対処方法の落とし穴は、紹介予定派遣ではない通常の派遣の場合、長期化して派遣社員として根付いて就活を辞めることがないように意識をしないといけません。
派遣社員のほうがフリーターより安定することが多く、さらに派遣社員が多い部署だと派遣社員仲間に受け入れてもらいやすく友達ができてついつい居心地が良くなり、就活を忘れてしまうことがあります。

「職歴を作るために派遣社員の道を選択して就活に有利にしたい」そのような目的を持つ方は、持続してモチベーションを維持できるなら挑戦してみても良いですが、派遣社員をしながら資格の勉強をする等、プラスアルファで何かをしておかないと有利にならないまま・・・ということもあるのが難しいところです。

フリーターの就活ツール

フリーターの就活ツール
わざわざ派遣社員として働いて、フリーターより履歴書に書きやすい職歴を作る!という手間をかけなくても、最初から内定が出るならそれにこしたことはない、そしたらすぐに正社員になるという方がほとんどではないでしょうか。

派遣社員として職歴を作るのも1つの方法ですが、他に就活で停滞したときに打破するために使えるものといえば就職エージェント等の就職支援サービスです。

 

新卒や第二新卒向けのサービスもあれば、フリーターやニートの方の紹介実績豊富なサービスもあります。

このような就職支援サービスを利用すると、面接まで進めた企業は「最初からフリーターに理解がある」企業になるので、流れが変わりやすいです。

フリーター対応の就職エージェント

フリーター対応の就職エージェント
フリーター対応の就職エージェントは、就活に行き詰まりを感じたときに特におすすめです。

就職エージェントは、会員登録すると担当者が付いてくれて条件や適性をもとに求人を紹介してくれます。
ただ紹介するだけではなく、紹介する求人を出してる企業(部署)に取材済みだったり付き合いがあったりで、事前に企業同士の関係性があることから、紹介経由で面接に進むとスムーズに行きやすいという強みがあります。

また、フリーターの方が悩みやすい履歴書や職務経歴書の添削、面接の対策等も、担当者が実施してくれる他、就職エージェントが独自開催する就職説明会やスキルアップセミナーにも参加できます。

ハローワーク

ハローワーク
ハローワークは、公的なサービスということもあり就職エージェントほどの密度の濃いサービスが期待できるかというと場所や状況次第になりますが、全国各地にあるので地方在住の方にもおすすめです。

フリーターの方でも応募できる求人の取り扱いも多く、情報量が豊富です。

求人情報サイト

求人情報サイト
マイペースな就活に便利なのが求人情報サイトです。
自分で求人を検索し、自分で好きな企業に応募し、直接企業とやり取りを行います。

就活のやり方がよくわからないという方には就職エージェントやハローワークが適していますが、就活のやり方がわかる、あまり細かいサポートはいらないということであればピッタリです。

けっきょく一生フリーターだとどんなデメリットがある?

けっきょく一生フリーターだとどんなデメリットがある?
アルバイトの求人は多いです。最近ではシニア層を積極的にアルバイト雇用している企業もあり、このままいけばシニア世代になってもフリーターとしての仕事は困らないかもしれません。

しかし、アルバイトという雇用形態は福利厚生面でも不利、生涯年収でも不利、補償内容も不利と・・・総合的にみれば正社員より不利なこと多数です。

正社員だから絶対安泰というわけではありませんが、きちんと条件を確認して入社した企業のほうが、安心感はあります。

まとめ!フリーターの就活もやり方次第!

今回はフリーターの中途採用(正社員)の面接の質疑応答を中心にご紹介しました。
フリーター経験が長いと「正社員」の面接を受けるのが不安に感じてしまう方も多いですが、情報収集を行い、熱意を持って事前対策をして就活をしていきましょう。

モチベーションが低下しやすい方や、孤独な就活ではストレスが溜まるという方は、就職エージェントやハローワークの活用がおすすめです。
就職支援サービスも上手に利用して、正社員を目指しましょう!

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