低収入なために結婚できないと考えている層がいるようです。
確かに、結婚適齢期の女性は相手の経済力も見ていることが多いので、年齢によっては年収のせいで恋愛も上手くいかないという展開があるかもしれません。
低収入がいくらかというと、例えば東京だと手取り14万5千円~15万円以下だとボーナスにもよりますが基本的に低収入に該当します。(※地方は物価が違うので地域によってこの限りではありません)
今回は東京であれば、ほとんどの場合で低収入とみなされる「月給手取り12万円」に視点を当てて、12万円の生活の内訳や、転職するべきかどうか等を解説していきます。
手取り12万円が嫌だと思ったらハタラクティブがおすすめです。
手取り12万円は確実にブラック企業です。
ブラック企業にいたらどんなに優秀な人間でもダメになってしまいます。
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手取り12万円なら転職せよ!結婚も貯金も出来やしないかもしれない
手取り12万円だと婚活での印象も良くなかったり、貯金もできなかったりと、当事者にとっては嫌な思いをする可能性があります。
もちろん、世の中には低収入でもその仕事をあえて選択している方というのも存在しています。
ずっと憧れていた夢の仕事に就いていたり、低収入な代わりに労働時間を短くして働いていない時間は趣味にあてたり等。そのような方は手取りに関わらずキラキラ生き生きしています。
しかし、たまたま手取り12万円の仕事をしているという方にはストレスになりやすいのが現実です。
婚活での印象について触れましたが、周りが何とも思っていなかったとしても年収について低収入を意識している方のほとんどは自分で自分を追い詰めています。
それにより卑屈な対応になってしまうことがあります。
当事者にしてみれば、精神的にはとても辛いことですが、自分で自分を追い詰めてしまったことによる精神的なストレスは周りからは理解されづらいという特徴を持ちます。
手取り12万円でも正社員なら続けるべき?
人によっては手取り12万円は精神的にストレスになります。
ただ、やっと入社できた企業だったり、ようやく決まった正社員の仕事だったりすると「正社員の仕事だから辞めたらもったいないと考えてしまう方もたくさんいます。
手取り12万円でも、正社員なら続けるべきか・・・というと、その仕事に強い思い入れがあったり、独立するために必要な経験を積めたりといった事情がない限りは、とりあえず転職活動を開始しても良いです。
こっそりと、同僚や上司に秘密にして行えば転職活動をしても気負う必要はありません。
こっそり行うなら、転職先が決まったとき初めて退職について伝えられるからです。
手取り12万円で一人暮らしをしたときの内訳例
手取り12万円の現実。生活費はどのような内訳になるのでしょうか。
一例を確認していきましょう。
ちなみに、地方は若い世代だと手取り12万円くらいの地域は決して珍しくないので、今回はあえて日本の中でも特に生活費が高い、東京在住を前提に、生活費を計算します。
東京は全国的にみると給料水準は高いですが、手取り12万円の正社員というのも実はけっこうな数いるようです。
家賃 | 50,000円 |
食費 | 20,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 |
通信費(格安携帯&Wi-Fi前提) | 10,000円 |
保険料 | 3,000円 |
医療費 | 普段は通わない |
交通費 | 企業支給 |
雑費 | 5,000円 |
娯楽費&交際費 | 20,000円 |
貯金 | 2,000円 |
・・・この内訳で合計金額は12万円です。
貯金は2,000円しかできませんでした。この内訳は絶対ではないので、本当にごく一例として参考にしてください。
実際手取り12万円でも、家賃をもっと抑えたり娯楽費&交際費をもっと抑えたりといった節約をして貯金に回す方もいれば、残金は上記の一例と変わらないけど他の項目を削って化粧品や美容に回すという方もいます。
また、実家暮らしだと条件は変わります。
実家にお金を入れなくても良い場合は手取り12万円でも、もしかしたら手取り20万円くらいの方よりも良い暮らしをしているかもしれません。
いずれにせよ、東京で1人暮らし生活だとこれくらいの金額は簡単に吹っ飛んでしまい貯金事情は厳しいです。
手取り12万円の生活の実情!男性は特に独身が多いのが現実
残念ながら手取り12万円だと独身を選択する方が多く、その傾向は特に男性に多くみられます。
昔は女性が専業主婦をするのが当たり前という時代もあったことから、女性の場合は将来結婚すれば良いと、手取り12万円でもあまり気にしない方もいます(実家暮らしだと手取り12万円あれば余裕に暮らせるので、そのようなタイプの女性は実家暮らししていることも多いです)
逆に昔は男性が働くのは当たり前だったわけなので、手取りの低さを気にして結婚に積極的になれない男性が多いのが現実なのではないでしょうか。
これ以上年収アップは無理?20代の平均年収をみればそんなことない!
「現状手取りは12万円だし、これ以上年収アップは無理・・・」と、感じて受け入れてしまっている方がたくさんいますが、基本的にそのようなことはありません。
「中卒だから」「高卒だから」「スキルがないから」「他の企業では採用してもらえないから」
様々な理由を用いて手取り12万円を受け入れている方がいます。
確かに本当に人口が少ない田舎のため手取り12万円の仕事しかないという方や、芸術家、歌手、タレント等の特殊分野の仕事に就いているために手取り12万円になっている方のように「仕方ない理由」というのは存在します。
しかし、本当に人口が少なく選択肢がない田舎に住んでいるわけでもなく、芸術家、歌手、タレント等の特殊分野の仕事を選んで就いているわけでもないなら、基本的に月収12万円以上の仕事を見つけることは可能なはずです。
例えば20代だと年齢や業種にもよりますが250万円~300万円の範囲が平均年収として挙がりやすいです。
手取り12万円だと、社会保険や厚生年金等引く前の総支給が15万円ほどと予想されます。
ボーナス含めて総支給で年収200万円~220万円くらいになるのが一般的でしょうか。
いずれにせよ20代の平均年収より低い・・・ということは、探せば普通に手取り12万円以上の仕事はあるはずです。
手取り12万の年収ボーナスなしならどうなる?
上記では手取り12万円の年収についてボーナス含めた総支給で年収200~220万円くらいになると記載しました。
手取り12万円の仕事だと、ボーナスなしの仕事もたくさんあります。
もしボーナスがないと総支給はいくらになるかというと、社会保険、厚生年金等を引く前の総支給が15万円として計算すると、シンプルに総支給で年収180万円です。
メディア等でも年収200万円は「低収入」といわれることが多いので、ボーナスなしだと社会問題になるレベルの低収入です。
※地方、田舎、家賃が会社持ちで福利厚生が良い等の事情によってはこの限りではありません。
ボーナスなしで手取り12万円の仕事に就いている場合、その仕事で得るものが収入より上回る場合や、夢に絡んでいてどうしても必要な場合を除き、基本的に転職を目指して行動を始めたほうが良いのではないでしょうか。
転職活動はバレたら嫌だという方もいるかもしれませんが、周りに「転職活動する」という話をせずに行動すれば、高確率でバレません。
手取り12万円で生活できているなら給料5万円アップで日常が変わる
現状手取り12万円という方は、手取り12万円でやりくりして生活しているはずです。
実際、手取り12万円というのは削るところを削れば普通に暮らせます。
たまには良いものを食べたり、娯楽に使ったり。最低限必要な要素以外にお金を遣える機会も作れるはずです。
世の中では手取り20万円あっても、極端な話手取り50万円あっても「生活が苦しい」といっている方や、破産する方がいます。
人間は基本的に、手元にあるお金に合わせた生活水準にしてしまうからです。
手元にあったらあったで、そのお金を基本にした生活水準にしてしまい家賃の高い家に住んだり、良い車に乗ったり、服やアクセサリーにお金をかけたり。結果、貯金は意外とできず。給料日前には苦しい・・・そんな生活をしている方がたくさんいます。
それは、手取り12万円の中でやりくりしている真面目な方にとっては正直、複雑かもしれません。
手取り12万円の生活に慣れてやりくりしている方にとっては、手取りがあと5万円増えただけで、生活水準は見違えるように変わるはずです。
5万円増えたら全て貯金に回すこともできます。5万円の半分を娯楽費に回すこともできます。住居にこだわりたいなら家賃がもっと高いところに住めます。
学費にすれば働きながら社会人向けのスキルアップスクールに通って、向上するチャンスも得やすいです。
月収50万円あっても生活が苦しいといっている層からすると「たった5万円」なのかもしれませんが、手取り12万円でやりくりできる生活力のある層にとっては夢のようなお金です。
「5万円」増えたら、手取り12万円の方にとっては手取り17万円になるということです。
手取り17万円ということは総支給で月給20万円~21万円くらいということになります。
先ほど記載した20代の平均年収の幅をみてもわかるように、総支給の月給20万円~21万円という金額は決して難しい金額ではありません。
大卒はもちろん、中卒でも、高卒でも、職歴がなくても、スキルがなくても、少なくとも人口の少ない田舎以外の地域に住んでいて20代であれば実現できる可能性は高いです。
「実現できるくらいなら最初から実現している」という意見もあるかもしれませんが、世の中には手取り12万円の仕事が確かに存在しているので、その仕事に就く方というのは確実にいるわけです。
今回、自分がそこに当たってしまったということなので、行動して変えていきましょう。
転職活動をするなら転職エージェントがおすすめ
転職活動をするにあたり、心配なのはやっぱり「職場にバレない」ことと「無職にはなりたくない」ということではないでしょうか。
両方をカバーするには転職エージェントがおすすめです。
転職エージェントはプライバシーを守りますし、事情や条件に合わせた転職をサポートしてくれます。
求人を転職エージェント側が紹介してくれるので、求人探しで時間を取られることもありません。
また、書類添削や面接対策といった、採用に向けてのサポートもあるので心強いです。
転職エージェントに登録して転職活動をすれば、これまでの社会人生活で関連したことがある企業の求人を避けることも可能なので、バレづらくなります。
こっそり転職活動をする分には、現職は普通に働いておけば良いだけなので問題ありません。
転職先が決まったら初めて、退職するといえば良いです。
そうすることで無職期間を作るリスクがなくなります。
仮に入社したい企業が見つからず退職しないことに決めたとしても、それはそれで現職を継続することができるので、求職者側にはデメリットはありません。
転職サイトはいろいろありますが、
dodaとマイナビへの登録が基本です。
転職は早いうちが良い!
転職は早いうちが良いです。
手取り12万円からとにかく給料を上げたいということであれば、転職は早めにしましょう。
「給料がそれより高い仕事」という基準でみるなら、求人数はたくさんあるはずです。
状況にもよりますが、基本的にその理由に視点を当てて転職するなら若いほうが有利です。
手取り12万円は一時的な経験なら人生の強みになるから前向きに!
手取り12万円の生活を経験することは、人生の一時的な経験としてはとても良いことです。
その水準でやりくりした経験があるから、転職で給料がアップした後も日々の生活に感謝しやすく、何かあっても節約スキルも身に付いているはずです。
転職して生活水準を変えよう
転職して手取り12万円よりアップさせることは決して不可能なことではありません。
5万円アップすれば生活水準は見違えるように変わります。
そして手取り12万円からの5万円アップは実は全体的にみるとそれほど難易度が高いわけではありません。
学歴によって難しいというほどの金額でもありません。
諦めずに、リスクを負わない方法で挑戦してみるのが肝心です。
まとめ!正社員でも転職したほうが良いことはある
今回は、手取り12万円の生活に視点を当ててご紹介しました。
手取り12万円は一般的に低収入といわれていますが、手取り12万円の仕事があるのは現実です。
現在自分が就いているとしても、行動によってもっと給料アップを目指すことは不可能ではないはずです。
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